「たこ」と「カレー」。一見、不釣り合いなこの組み合わせ。
“海鮮系カレー”といえば、ほたてカレーやさんまカレーなどがあり、賛否両論あるジャンルという印象です。
特に「たこカレー」といえば、「イケる!」という人がいる一方で、「ムリ!」と激しく拒否反応を示す人もいます。
ですが、全国にご当地レトルトカレーとして開発された「たこカレー」がいくつか存在していることも事実。
「本当に美味しいの?」皆さんのそんな疑問に、実食レポでお答えします!
■たこは高級食材に?
こちらが今回ご紹介する『国産たこ使用 たこカレー』のパッケージ写真(のドアップ)。たこのイラストのインパクトがすごいですね。
こちらがパッケージ全体写真です。
パッケージの写真を見る限り、たこは大ぶりですし、ゴロゴロ入っていそうですね。
こんなに大きいたこがいくつも入って、お値段は648円(Amazon価格/2019年1月現在)と、手の届く価格です。これは期待できます……!
そういえば、最近たこの値段は高くなっていますよね。
産経ニュースによると、
スーパーなどで売られる刺し身用蒸しダコの原料となるアフリカ産冷凍タコ(主にマダコ)の輸入価格が過去最高値(円換算)を更新し、業界や食卓を揺るがしている。日本のタコ輸入量の約7割はアフリカのモロッコとモーリタニアの2カ国産で賄われているが、モーリタニア産は、漁獲量減少と昨年夏頃からのスペインの“爆買い”というダブルパンチに見舞われている。店頭価格も高騰し、「庶民の味」として親しまれたタコは「高級食材」に変貌しつつある。(※1)
とのことです。たこ好きには悲しいニュースですね。
ちなみに、世界のたこ類の漁獲量国別ランキングでは、日本はなんと世界4位となっています。(※2/2016年時点)
たこの価格が高騰しているなか、こんなに沢山のたこを入れてくださった製造業者さんの努力に思いを馳せながら、早速開封し、食べてみます。
……パっと見ても、どれがたこか分かりません……。ので、スプーンですくってみました。
結構大きいたこが沢山入っていました。ルーの茶色に隠されていただけでしたね!
■たことカレーは合う!?
たことカレーって合うのかな?と半信半疑でしたが、実際食べてみると、この組み合わせは当たりだなと感じました。
というのも、たこの旨味が程よくカレーのルーに溶け出していて、味わい深いカレーになっているからです。
筆者は最近、自炊することが多く、カレーやオムライスなどの定番メニューのアレンジレシピを検討中。
せっかくですし、今度はたこをたっぷり使ったカレーを作ってみようと思います。
皆さんもぜひ、食べてみてはいかがでしょうか?
■総評
カレーの味 ★★★★☆
辛さ ★★☆☆☆
味の深さ ★★★★★
たこカレー、筆者は美味しくいただいたのですが、なかには「カレーに“たこ”は合わない」という人もいるようです……。
気になる方は、こちらのレビューも参考にしてみてくださいね!
※ なんだこれ…ニオイも味も初めての邂逅『天草産たこカレー』
【参考】
※1 【経済インサイド】タコの価格がうなぎ上り 「庶民の味」が「高根の花」に!?
※2 GLOBAL NOTE-世界のタコ類の漁獲量 国別ランキング・推移
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