今回のカレーション企画で手に取ったレトルトカレーは、『サマリンダカレー』。
「サマリンダ」とは、いったい何なのでしょうか?
初めて聞きましたし、何語なのかすら見当がつきません。
ということで、まずは「サマリンダ」について調べてみました。
■謎多き「サマリンダ」
「サマリンダ(Samarinda)」は、インドネシア・ボルネオ島の最大の都市で東カリマンタン州の州都の名前だそう。
そもそもインドネシアといえば、かつて香辛料貿易が栄えた地域。(※1)
ということは、スパイスが効いたカレーなのかもしれません。
業務用ということで、パッケージデザインはかなりシンプルです。
こちらのレトルトカレーは、ユーシーシーフーヅ株式会社の『ロイヤルシェフ』シリーズのひとつ。そう、コーヒーで有名なあのUCCのグループ会社が製造したカレーです。
UCCグループの通販サイトで、こちらの商品のページを見てみると、(※2)
甘みと酸味が絶妙なソースとやわらか牛肉が特徴!ソテーオニオンの甘みとトマトとマンゴーの酸味を生かしたインドネシアカレーです。
“インドネシアカレー”ですか。初めて聞きましたが、いい響きですね。
東南アジア料理特有の、しっかりした味付けながら爽やかな口当たりを想像し、期待が高まってきました。
■隠し味は「りんご」じゃなくてあのフルーツ!?
ところで皆さん、カレーに合うフルーツといえば何を思い浮かべますか?
何人かに聞いてみたところ、りんご!という答えがよく聞かれました。
今回のサマリンダカレーには何が入っているのか、裏面の原材料名を見てみると……
トマトピューレ、りんごピューレ、マンゴーピューレとの記載があります。さまざまなカレーを試食してきましたが、マンゴーピューレが入ったカレーは初めて見ました。
南国のフルーツを使うあたりが、いかにもインドネシアらしいな、という印象です。
早速開封し、盛りつけてみました。
見た目はオーソドックスなスタイルのカレーですが、スパイス系のカレーとはまた違う、甘い香りがします。
具は少なめですが、いくつも入ったフルーツ系ピューレのおかげか、甘みと酸味が効いていて食べやすいカレーでした。
パッケージには「辛さレベル3(中辛)」とありましたが、ほどよい甘味のおかげで、辛さはそこまで感じません。
なかなか新鮮なお味で、一度食べ始めるとスプーンが止まらず、サクっと完食できました!
■総評
味 ★★★☆☆
辛さ ★★☆☆☆
甘酸っぱさ ★★★★★
これぞ南国の味!というような強烈なインパクトはないものの、甘味と酸味のおかげでいつ食べても飽きない新鮮なお味です。
比較的爽やかな口当たりなので、夜食や仕事に合い間にさくっと食べるのに向いているカレーという印象でした。ご馳走さまでした!
【参考】
※2 UCCグループのネット通販『FOODS FRIDGE』-サマリンダカレー
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