今回ご紹介するのは桃豚カレー。
イチゴカレー、さくらんぼカレーに続く桃のポーク(豚)カレー……ではなく桃豚というブランド豚を使ったカレーとのこと、変わり種カレーではなく正統派カレー。
■桃豚ってなに?
十和田湖高原の麓、秋田県小坂町で飼育されたSPF豚「桃豚」。
「SPF」とは特定の病原菌を持たないという意味で、徹底した衛生管理の下、飼育されている安心・安全な豚肉です。
桃豚はキメ細かい繊維質で柔らかく、その名の通り鮮やかなピンク色をしています。
中には大きな塊の柔らかいお肉が入っています。
秋田味商:http://www.ajisho.jp/SHOP/AS-B.html より
秋田県で特別に飼育された豚とのこと、筆者は桃豚については初耳でしたが、秋田出身者に聞いたところ、地元では有名なブランド豚とのことでした。
またこの桃豚カレーの販売元秋田味商も地元では有名なお店のようで秋田出身の社員によると、
「秋田味商は地元でも有名。秋田県の名産品を取り扱うお店です。」
「きりたんぽを食べたいときにはわざわざ秋田味商に買いに行く」
「ただ有名なのはきりたんぽと比内地鶏なので、桃豚はちょっとわからない。」
「カレーなるともっとわからない、こんなの売ってるんですね。」
とのこと。
地元民のお墨付きのお店のカレーに期待と不安が膨らみます。比内地鶏が有名なら、比内地鶏カレーがよかったのですが…
秋田味商と桃豚についてはこのあたりにして実食へ。
■見た目の印象は具が多い、特にお肉
レトルトパウチを開封、皿に開けながら感じた印象はとにかくお肉がいっぱい入ってる。
レトルトカレーは具が少ないものが多い印象ですが、桃豚カレーではお店のカレーのようにたくさんの具が入っています。
■お味の方は?
辛味はそこそこ。一般的な中辛ぐらいの辛さでしょうか、辛いのがそれほど得意ではない筆者でも美味しく食べられる辛さです。
また比較的酸味が強い味わい。成分表を見るとトマトペーストが入っている様子。
ビーフシチューのようなトマトの酸味が感じられます。
そして桃豚カレーの味について一番特徴的なのは、なんといってもお肉が美味しい、レトルトカレーとは思えないほどしっかりとしたお肉がゴロゴロ入っています。お肉は噛むたびに旨味がしっかりと感じられ、酸味とスパイスの効いたルーと相性抜群です。
どうやら複数の種類のお肉が入っていて、特に肩肉(おそらく)はしっかりと煮込まれているようで柔らかくジューシー、さすがブランド豚を使っているだけあります。
■総評
レトルトカレーでありながら、お肉がいっぱいで満足度高いです。
また味付けも酸味と辛味のバランスよく、美味しいです。
ただ価格が¥500超とそれなりに高く、安い店であれば外でカレーが食べれてしまう強気な価格。ただそこらの定食屋のカレーよりは断然美味しくコスパは悪くないです。
お家で手軽にしっかりとしたカレーが食べたい、もしくは一般的なレトルトカレーの具、特に肉の少なさに我慢ならない、レトルトでもお肉がいっぱい食べたい方にはおすすめです。
美味しさ:★★★★☆
辛さ: ★★★☆☆
コスパ: ★★☆☆☆
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