半月に一度を目途に開催される、Currytion Day。筆者がくじで引き当てたのは、『北本トマトカレー』。真っ赤なパッケージが際立つカレーですが、前回の黒いカレーに続き、何か”色”に特徴のあるカレーとご縁でもあるのでしょうか。
そんなささやかなご縁を感じながら、さっそく北本トマトカレーについてレポートをしていきましょう。
パッケージにある《全国ご当地カレーグランプリ優勝》の文字に心が躍ります。
■北本トマトカレーとは?
トマトカレーについてはCurrytionでも度々ご紹介をしています。今回の北本トマトカレーには、独特な特徴が何かあるのでしょうか?
詳しくはブランドストーリーをご覧いただければと思うのですが、埼玉県北本市がトマトで注目されるようになったのは昭和2年、北本市がまだ北足立郡石戸村だったころ。国産初の無着色ピューレとも言われている“トマトクリーム”が石戸村で開発されたのです。
このトマトクリームに、各地からの視察が相次ぎ、その味は千疋屋や帝国ホテルなども高い評価をするもの。それから時は流れ『北本トマト』として北本市のブランド農産物になったそうです。
ブランドストーリーを読んでいたらお腹が空いてきたので、さっそく開封してみましょう。
封を開けると現れたのは、なんとも可愛らしい北本トマトイメージキャラクターの『とまちゃん』。
《箱の内側も見てね!》と書いてあったので、覗いてみました。ネタバレになってしまうので詳細は言えませんが、北本トマトカレーが食べられるお店の情報や、とてもお得なチケット情報がありましたよ!ぜひ楽しみにしてくださいね。
■いざ、実食!
原材料名を見る限り、特に大きな特徴があるわけでもなさそうですが、実際の中身はどうなっているんでしょうか?
際立つ大きな具材があるわけでもなく、見た目的にはキーマカレーのような感じでしょうか。また、トマト感が際立つ赤いルーでもありません。
一口いただいてみます。
良く煮込まれたトマトとプチプチ感のあるトマトの種、豚挽き肉と細かく刻まれた野菜がとてもいい感じです。トマトさが強いキーマカレーといったところでしょうか。ハヤシライスっぽさも感じられます。
若干後に残る辛さはあるものの、カレーの辛さとトマトの酸味が相まって、するすると食べることが出来ます。あっという間に完食でした。
あっという間に食べてしまい時間が出来たので、北本トマトカレーについて調べてみると、なんと北本トマトカレー公式サイトなるものがありました。
その中に、北本トマトカレーの定義が3つ書かれていました。
一.ライスをトマトで赤くすること
二.ルーにトマトを使用すること
三.トッピングにトマトを使用すること
……
「なんと、二しか守れていない!」
条件の三分の一しか守れていない筆者が食べたのは、ただの北本市のトマトを使ったカレーなのでした。
これから召し上がる方は、“ライスをトマトで赤く”して、“トマトをトッピングする”ことを絶対忘れずに食べてくださいね!
■総括
(1)カレーの味 ★★★☆☆
トマトをふんだんに使ったカレー。もちろん美味しかったのですが、筆者の一番の得意料理であるトマト缶を一缶使ったキーマカレーと系統が同じだったので、独断と偏見をふんだんに盛り込んだ厳しい評価となってしまいました。
(2)カレーの辛さ ★☆☆☆☆
トマトの酸味もあってか、筆者はあまり辛さを感じませんでした。食後に残るスパイスのピリピリさが心地よかったです。
(3)トマト愛 ★★★★★
パッケージや、北本トマトカレーについて調べる中で出会ったサイトをはじめ情報の数々から北本市の“トマト愛”をとても感じました!
大事なことなので二度言いますが、これから北本トマトカレーを食べられる方は、ライスをトマトで赤くして、トマトをトッピングすることを絶対忘れずに食べてくださいね!
いかがでしたか? トマト好きなあなたも、とまちゃんファンのあなたも、埼玉好きなあなたも、ぜひお試しくださいね!
【参考】
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One Reply to “食べ方に注意!トマト香る「北本トマトカレー」の正体とは”