今回ご紹介するレトルトカレーは、『足利マール牛ゴロゴロカレー』です。
優しい色あいのパッケージですね。お値段はなんと800円(税込・公式サイトより)。スーパーで300円程度でレトルトカレーが手に入ることを考えると、結構な高級品なのではないでしょうか?
■「マール牛」とは?
「マール」とは、ワインを搾った後の葡萄の果皮や種のこと。これを餌にして育てた牛のことを「マール牛」と呼ぶそうです。
この「足利マール牛ゴロゴロカレー」を作っている『ココ・ファーム・ワイナリー』では、たくさんの種類のワインが作られています。こちらで作られているワインは、JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで採用された実績もあるとのこと。
ワインの副産物として出来たマールには、ポリフェノールやビタミンEが豊富に含まれているんだとか。体にも良さそうですね。
また、ルーには一般的な小麦粉ではなく、足利名産の大麦粉が使用されています。地産地消の心意気がうかがえますね。
■マール牛ゴロゴロカレーを食べてみる
いざ実食です。大好きなリラックマのお皿に盛りつけてみました。
パッケージを開けると、まず最初にデミグラスソースのような芳醇な香りが漂ってきました。少し酸味があるような香りと、少し赤みがかっている色合いが、ワインの絞りかすを想像させます。
ルーは大麦を使っているせいか、さらっとしています。牛肉は、3cmくらいの大きさのものが4切れ入っていました。塊によって食感が異なっていて、筋っぽく硬いものがひとつありましたが、あとは柔らかく煮込まれていました。噛み応えもあり、「お肉を食べている!」という実感が沸いてきます。
ただ、もう少し“ゴロゴロ”入っていると、なお良かったんですが……。800円というお値段を考えると、お肉の量は少なめに感じました。
お肉以外の具は見当たりませんでした。パッケージの説明によると、トマトペースト、マンゴーチャツネ、りんごパルプ、オニオンパウダーなどが入っているようです。これらはルーの中にしっかりと溶け込んでマールと調和し、酸味と甘みのバランスに貢献しているように感じました。
肝心のお味ですが、まず最初に酸味を感じ、食べ進めるほどに辛さも主張してきました。筆者は辛い物が苦手なのですが、こちらのカレーはほんのりとした辛さで、ちょうどいいと思います。
あっという間に食べ終わりました!
■総評
味 ★★★★☆
辛さ ★★★☆☆
高級感 ★★★★★
お値段が800円ということ、JALのファーストクラス・ビジネスクラスで出されるワインを作っているワイナリー製ということから、先入観もあるかもしれませんがとても高級感を感じました。
とてもおいしかったです。ごちそうさまでした!
【参考】
※ COCOFARM&WINERY-足利マール牛ゴロゴロカレー
★レトルトカレーとインスタントご飯で即席カレーランチ★