今回紹介するカレーは「ナシータカレー」。名前を聞いてどんなカレーか想像できなかった人も多いのではないでしょうか。
このナシータカレーは、鳥取県の「二十世紀梨」と「厚木しいたけ」を合わせたカレーですが、これは、「鳥取・因幡観光ネットワーク協議会」が定めたマスコットキャラクター「ナシータ」にちなんだものと思われます。
ナシータの他にも「カニ」と「らっきょう」をモチーフにした「カニーラ」というキャラクターもおり、ナシータとカニーラで「イナバーズ」の愛称で親しまれているようです。
そんなナシータカレーを早速いただきましょう。
■様々な食感が楽しめるヘルシーカレー
見た目は梨としいたけが入っている以外には具がないシンプルなものとなっています。
しいたけをすくってみると中々の大きさです。いただいてみたところ、ぷりぷりした食感で、しっかりとした歯ごたえがあります。野菜やお肉が入っていませんが、しいたけがあることで飽きを感じさせません。
肝心の味はというと、食べ始めは梨特有の甘酸っぱさがありますが、後から徐々に辛さが感じられるものになっています。辛口のカレーが好きな方だと辛さがもの足りないかもしれないので、そういった場合は一味唐辛子やこしょうをお好みに合わせて食べるといいかもしれません。
次に梨の果実もいただきます。こちらは、口に入れた瞬間口内でとろけるように広がっていきますが、つぶつぶした食感があり、存在感を醸し出します。普段食べる梨とはまた違いますが、これもまた楽しい食感です。
あっという間に食べ終わりましたが、新鮮な食感にしいたけと梨の存在感があり、食べ応えが感じられました。「ナシータカレー」は200gあたり140kcalと、カレーの中では比較的低カロリーなため、こちらも嬉しいですね。
■鳥取とカレーの関係性はいかに
さて、鳥取県と聞いて真っ先に連想するのが「鳥取砂丘」という人も多いのではないでしょうか。かくいう筆者もその一人です。
ですが、驚くことに鳥取のカレールー消費量は2015年で日本一、そして少し古いデータにはなりますが、2002年~2007年は鳥取市のカレールーの世帯購入量は日本一となっており、カレー好きの県民性が伺えたのではないでしょうか。
カレー好きな人々が暮らす鳥取には、たくさんのユニークなカレーがあるようなので、訪れた際にはぜひとも楽しんでもらいたいと思います。
【参考】
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