レトルト食品の定番、カレー。ランチや夜食に、手軽に食べられるのがうれしい食品です。
しかし「とはいえレトルトだし……」と、レトルトカレーを“いざというときの非常食”程度に捉えている方も正直多いのでは?
実は筆者もそんな“レトルトビギナー”の一人。そこで今回は、なんとレトルトながら“黒毛和牛”を楽しむことができるという驚きのカレーを実食&レポート! 果たして“和牛”と“カレー”の味わいやいかに?
■レトルトだと気づかないほど?『黒毛和牛 極とろカレー』
というわけで今回筆者が紹介するのは『黒毛和牛 極とろカレー』。その名の通り、具材に山形県産の黒毛和牛のすね肉を使用しているそう。
値段は税込864円。一般的なレトルトカレーよりは少々高値にも思えますが、黒毛和牛を使っていると考えれば意外とリーズナブルかもしれません。
製造元である宮香本舗の公式サイトによれば、「これって本当にレトルトなの?」と言われるほどの完成度なんだそう。果たして……?
■いざ開封!そして実食!
というわけで、早速実食。
パカッと箱を開けると……
中身は、シンプルにレトルトパウチが一袋。電子レンジ、または湯せんで作るとのこと。筆者は今回湯せんで作ることに。
湯せんすること約3分……さすがレトルト、あっという間にできあがり!
見た目はごく普通のカレー。気になるその味は……?
(1)味 ★★★★☆
自家製ルーとデミグラスソースで仕上げたというカレールーは、欧風の味わい。
食に疎い筆者でも、カレーの中に深いコクが感じられました。
(2)辛さ ★★☆☆☆
パッケージ裏には“中辛”と表記がありましたが、個人的にはそこまでの辛さを感じず。
中辛というよりもピリ辛くらい。辛いものが苦手な筆者にとってはちょうどよかったですが、辛いカレーが好きな方にとっては少々物足りないかも。
(3)レトルト感のなさ ★★★★☆
独自の製法でレトルト独特の臭いを消しているらしく、そのレトルト感の低さに驚き。
筆者は今回自分で作ったため、レトルトであることを知った上で食べましたが、レトルトカレーだと知らされずに食べたら、もしかすると気づかなかったかもしれません。
■主役「和牛」はとにかくほろほろ!
カレーはかなり楽しめたのですが、主役の黒毛和牛はどこに……?
と、発見! 一口で食べるのはもったいないほどの大きな塊で入っている黒毛和牛。早速実食です。
「箸でちぎれるほど柔らか」という謳い文句通り、口に入れるとほろほろと崩れました。オリジナルのフォンド・ヴォーでなんと2日間も煮込んだという和牛は、噛むほどに牛の旨味がじゅわっと染み出します。
カレーに比べるとレトルト感は強いものの、とはいえ従来のレトルトカレーのような“いかにもなレトルト感”は低かったです。
筆者の食べたカレーには、和牛のブロックが2つ入っており、どうやら個数は決まっていないようですが、一人前(200g)に対して正味40gもの和牛が入っているそう。
一人前でもかなりのボリュームでした。
総評すると、とってもおいしかった『黒毛和牛 極とろカレー』。
「もう一歩も動きたくない……でも本格的な和牛カレーが食べたい……」そんなときには、宮香本舗公式サイトやAmazonでポチッとしてみてはいかがでしょうか?(届くのに数日かかりますが)
昨今のレトルトカレーはなかなか侮れないものです。
【参考】
※ 黒毛和牛 極とろカレー‐宮香本舗
★購入はこちらから!ギフトなどにも★