こんにちは。
突然ですが先日、サッカー日本代表の試合がテレビで観ました。
世代交代のため(普段サッカーを観ない筆者には)初めて名前を見る若い選手たちが多く、数分ほど横目に見ていたんですが、気づけば画面に釘づけに。
素人目にも鮮やかな連携、目を見張るような攻撃でした。守備も完封で見事に抑えていて、若い力がぐんぐん伸びている場を目の当たりにしました。
――そう、まるで竹の子を眺めるような。
もうサッカー日本代表のことは一旦忘れて、竹の子に気持ちを切り替えてください。堂安選手も切り替え早かったですからね。
■「竹の子」はカレーに合うのか?
唐突ですが、皆さんはカレーに“竹の子”を入れたことはありますか? おそらくないでしょう。筆者は断じてないです。考えたこともないです。
ところがこちらのカレーは、どうやらそんなチャレンジングなことをしてしまったようなんです。
こちらが『豚と竹の子のヴィネガーカレー』。黄緑色のパッケージに描かれた、豚と竹の子の素朴なイラストがかわいい、お馴染み『にしきや』のカレーです。
ここで疑問。「ヴィネガーカレー」って何なんだろう?
裏面も見てみましょう。
ワインヴィネガーを効かせているようですね。ヴィネガーって“お酢”ですよ。酸っぱいんでしょうか。
ヴィネガーカレーについて少し調べてみると「ビンダルーカレー」や「ポークビンダルー」とも呼ぶようです。
インド南西部あたりで食べられているカレーの一種で、「ヴィネガー」が訛って「ビンダルー」になったようです。勉強になりました。
■新感覚!ヴィネガーの酸味が◎
さて、開封して盛りつけます。
なんか赤い……。赤みがかった油分が浮いていて、ラー油みたいなルックスです。これが「ワインヴィネガー」の力なんでしょうか……?
そして竹の子と豚肉がゴロゴロ。ヴィネガーカレーというピッチの上に躍動しています。比率は竹の子:豚肉=7:3くらいで、竹の子の数的有利の状況ですね。
ルーはさらっとしていて、スープカレーに近い印象です。
赤々としていかにも辛そうだったので、恐る恐るスプーンを口に運んだのですが、それほど辛くはないです。辛いものが苦手な筆者でも、美味しくいただけました。
やはり、辛味というより酸味が目立ちます。といっても、お酢特有のツンとくる嫌な酸っぱさではなく、さっぱりとした爽やかな酸味です。
味については、普段食べているカレーの味わいとは一線を画す風味、大人な味という印象を受けました。
■竹の子、全く違和感なし
そして竹の子なんですが、全く違和感なし!!!
そもそもカレーに合う食材だったのか、酸味の強いこのカレーの独特の味わい故に馴染んでいるのかは不明ですが、竹の子とカレー、うまくハマっています。
「よう!竹の子さん、豚肉さん! あれ?今日は玉ねぎさんは来てないのかい?」くらいの常連感と安心感です。ここまで馴染んでくるとは驚きでした。
■総評
味 ★★★☆☆
辛さ ★★★☆☆
酸味 ★★★★☆
食べる前は竹の子に目を奪われていましたが、食べてみるとヴィネガーの酸味の方が筆者にはインパクト大でした。スパイスの刺激には飽きてしまったそこのあなた、普段とは一味違ったヴィネガーカレーはいかがでしょうか?
【参考】
※ 【お酢をたっぷり入れるカレー】すっぱ辛い「ポークビンダルー」のウマさは中毒性アリ【東京カリ〜番長】
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