秋もそろそろ終盤。秋といえば、“食欲の秋”を楽しまれた方もいるのでは?
まだまだ美味しいものが食べたい!という方におすすめのレトルトカレーがありますよ。
ということで、今回は『香川県産 オリーブ牛ビーフカレー』を紹介していきますね。
■「オリーブ牛ビーフカレー」の特徴とは?

“オリーブ牛ビーフカレー”ということで、オリーブオイルが別添してあるのかと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
“オリーブ”という名前の由来は、瀬戸内の温暖な気候風土とオリーブに育まれた黒毛和牛のことを「オリーブ牛」と呼ぶことから来ているそう。

ただ裏面を見てみると、原材料の欄には「オリーブ油」や「オリーブ茶葉」の文字が。
表面には、「隠し味に小豆島産醤油とオリーブ茶葉を使用しています」という説明書きがありました。そのため、オリーブ入りカレーであることは間違いないみたいですね。
では、さっそく食べてみましょう! オリーブの味がするかどうかが注目ポイントですね。
■いざ、実食!

見た目はパッケージどおりでした。オリーブ油のべたつきなどもありませんよ。

いざ口に入れてみると濃厚なお味で、玉ねぎのような甘みが強くレトルトカレーとは思えないほど。素材の甘みとコクを感じるカレーでした。
中に入っている『オリーブ牛』も、ほろほろの食感で噛む必要がないほどに煮込まれています。
さて、肝心の「オリーブを感じるのか」というポイントについてですが……
答えは、NOです(笑)。
ですが、カレーの舌ざわりはねっとりとしていて、よりいっそうカレーのコクを感じることができます。
もしかしたら、この舌ざわりやコクを実現しているのが、隠し味の“オリーブ油”や“オリーブ茶葉”かもしれませんね。
筆者の感想としては、「甘口のカレーが好きで濃厚なカレーが食べたい!」という方には、ものすごくオススメのカレーでした。
ですが、カレーに刺激を求める方には若干物足りないかも。
パンチが欲しいときにおすすめ、かつこちらのカレーと一緒に味わっていただきたい筆者イチオシのビールも紹介しておきます!
■「濃厚甘口カレー×パンチの効いたビール」は最高!
実は筆者、最近アメリカやドイツにビール留学をしてきた無類の“ビール女子”。
ということで、独断と偏見で「このカレーにぜひとも合わせたいビール」をピックアップしてみました!
今回の「オリーブ牛ビーフカレー」は、甘口でとても濃厚なコクが特徴なので、合わせるなら“パンチが効いていて苦味もありつつ、濃厚なカレーに負けないほど味のしっかりとしたビール”でしょう。
そこでおすすめしたいのが、「IPA」という種類のビール。IPAとは「インディア・ペールエール」の略称で、とても個性の強いビールとして有名です。
日本では“ラガー”というのどごしの良いビールが一般的なので、あまり見かけることがないかもしれません。ですが、最近のクラフトビールブームにより、各地の酒造メーカーが続々と美味しいIPAを発売しています。

お手軽に飲めるIPAとしておすすめなのは、KIRINが出している『グランドキリン IPA』というクラフトビール。こちらは、KIRINと契約している居酒屋では飲める場合も多いですし、コンビニや酒屋さんなどでも購入可能ですよ。

今回筆者は、“IPAの進化版”とも謳われる「Double IPA(ダブル アイピーエー)」という種類のアメリカビール『Pliney the Elder(プリニー ジ エルダー)』を合わせてみました。
より強いポップのコクと苦味を感じることができるビールで、アメリカで流行中の種類です。度数は8%と、少し強め。

実際に、このカレーと合わせて食べてみると……
このビールならではの強い苦味とコクが、カレーの濃厚な甘さと相性抜群!
最後には、このビールの柑橘系フレーバーが口の中を駆け巡り、こってりとしたカレーの後味をさっぱりとまとめてくれます。
カレー好きでビール好きの方は、ぜひこちらのカレーをつまみに、このビールを飲んでみてくださいね。
■総評
カレーの味 ★★★★☆
濃厚でコクがある甘さ。レトルトカレーとは思えない美味しさです。
カレーの辛さ ★☆☆☆☆
辛さはほとんど感じません。激辛好きの筆者としては、すこし物足りませんでした(笑)。
オリーブ度 ★★☆☆☆
ほんのりオリーブを感じることができるかも!?
ビールとの相性 ★★★★☆
ぜひ「IPA」や「Double IPA」と合わせて食べていただきたいカレーです。
いかがでしたか?
気になった!という人はぜひ、購入して食べてみてくださいね。ビール好きの方は、今回紹介したカレーとビールの組み合わせも試してみてくださいね!
【参考】
【画像】
※ とみー
※ KIRIN