大分県と言えば、皆さんは何を想像しますか?
「別府の地獄めぐり」や「湯布院」などの温泉といったところでしょうか?
実は、大分県は全国屈指の“大葉”の生産地なんだそうです! ご存知でしたか?
筆者は、このカレーに出会うまでまったく知りませんでした。
■どこを切り取っても「和」なカレー
ということで今回紹介するのは、こちらの『OBA×UME 大分大葉と梅の和風カレー JAPONE CURRY』。
昆布とかつお節の出汁に、大分県産の大葉と梅をかけ合わせたこのカレー。
パッケージもえんじ色を基調としたシックなデザインで、どこをどう切り取っても「和」な雰囲気が漂ってきます。
そしてこのカレー、大分県の有名レストラン『木蔭のリストランテ Adagio(アダージョ)』が出している「大葉×○○カレー」シリーズの第3弾のようです。
「木蔭のリストランテ Adagio(アダージョ)」は、大分県大分市の高城にある隠れ家系イタリアンレストラン。大分産の食材にこだわっており、カレーだけでなくオリジナルメニューも多数あるそうです。少し話が逸れますが、“イタリアンレストラン発の和風レトルト食品”ってかなり意外性あるな、と思うのは筆者だけでしょうか?
同シリーズの他のカレーは、第1弾の『大分大葉と赤採りトマトのカレー』、第2弾は『大分大葉のグリーンカレー』。どれも今回ご紹介する「大分大葉と梅の和風カレー」に匹敵するくらい美味しそうです(笑)!
■「大葉×梅」を実際に食べてみると...!?
レトルトのパッケージを開けた瞬間、梅のツンとした酸っぱい香りが漂ってきました。
開けただけでこの香りがするということは、間違いなく梅の味が期待できそうですね!
ルーはどちらかといえばサラサラとしていて、少しピンクがかっているようにも見えます。
カレーにしては少し珍しい色味ですが、きっと梅の色味が出ているのではないでしょうか。
そして、この写真から分かるとおり、具は“大葉”と“梅”のみ!!
梅はほとんど刻まれておらず、一粒分の梅を半分にしたくらいのサイズ感でごろっと入っています。
大葉もザクザクと刻まれていて、たっぷり入っていることが一目で分かりますね。
大葉と梅へのこだわりがひしひしと伝わってきますね。
それでは、一口食べてみます。
うん。
「大葉×梅」というより……「トマト×ジンジャー」ですね。(笑)
原材料に含まれているトマトのさっぱりとした酸味と、ジンジャーの喉にカッとくるような辛味が強めです。
ですが後からじわじわと、梅の酸味と大葉の香りが追いかけてきます。
■総評:
味 ★★★☆☆
辛さ ★★★☆☆
梅×大葉 ★★☆☆☆
トマト ★★★★☆
ジンジャー ★★★★☆
予想外な味に正直びっくりしましたが、さっぱりした食感で、カレーを食べた後の重苦しさを感じないところが良かったです。梅雨時や、9月ごろの雨季に、このさっぱり加減はもってこいですね!
ぜひお試しあれ!
★他の大分産食材のカレーはいかが?★
★5袋セット★ 大分の顔 豊後きのこカレー180g×5袋【全国こだわりご当地カレー】