「小岩井農場」と聞くと、何を連想しますか?
・素材にこだわった製品を作っている
・飲み物や食べ物でも、濃厚で美味しい製品が多い
・美味しそうなイメージ
小岩井農場に関してあまり知識がない人でも、上記のような印象を抱くのではないでしょうか。
そんな皆さんに、今回ご紹介するのは『小岩井農場 厳選素材カレー』の小岩井ビーフカレーです。こだわりの製品と小岩井農場の歴史を知り、その魅力についてさらに知っていただけたら幸いです。
■「小岩井農場」の歴史と、製品へのこだわりとは
今や有名な小岩井農場ですが、最初はなんと何もない荒野に、一本の木を植えることから始まったそうです。
小岩井農場は1891(明治24)年に開設され、共同創始者である小野義眞(日本鉄道副社長)、岩崎彌之助(三菱社社長)、井上勝(鉄道庁長官)の三名の頭文字をとって「小岩井」と命名されました。
ネーミングにそんな経緯があったなんて、知っている人は少ないのではないでしょうか。
さらに1899(明治32)年からは、畜産を軸とした経営に移行し、海外から輸入した優良種畜をもとに牛・馬等の種畜の生産供給(ブリーダー)事業を開始しました。
その後は酪農事業にも取組み、日本の乳用種牛の改良と乳業事業の発展に貢献。1938(昭和13)年からは小岩井農牧株式会社を設立し、農場はその事業所となったのです。
その後、第二次世界大戦・農業政策の転換・経済の国際化など、著しい日本の変遷の中でも、一貫して農林畜産業を基軸とした運営を継続してきた小岩井農場。
一本の木から始まった不毛の原野は、百年を越す歴史の中で生産性の高い緑の大地に変わり、今では様々な質の高い製品・サービスを生み出す豊かな大地となりました。
長い歴史の中で、先人のひらめきや絶え間ない努力があったからこそ、今でもおいしい製品を味わえるのですね。
■角切りビーフがゴロゴロ!小岩井農場特製「濃厚ビーフカレー」
今回食べた小岩井農場特製ビーフカレーは、小岩井農場自慢のりんご、たまねぎ、トマト、にんじんなどの野菜と、角切りの小岩井農場産牛のバラ肉がたっぷり含まれた濃厚カレーになっています。
湯煎で5分、しっかりと温まったことを確認し、封を切ってみると、いきなり大きめの角切りビーフが出てきました!
野菜は濃い目のルーに溶けて見えなくなっていますが、スパイスが聞いている中辛のカレールーにほのかに玉ねぎなどの甘さが感じられ、王道のカレーのおいしさにコクが加わったような味わいです。
ビーフは存在感もあり、4~5個ほどしっかり入っていました。
しかも、脂っぽくなく歯ごたえがあり、濃厚なルーに絡めて食べるとおいしさも倍増。
■総評
辛さ :★★☆☆☆
旨さ :★★★★☆
歴史の深さ:★★★★★
どの食材が欠けてもこの味は出せないのでは?と思えるほど、全ての食材がマッチしていておいしいです。
レトルトカレーで、ここまで高品質な具材がたくさん入っているのは、ある意味予想を裏切られて嬉しいですね。
小岩井農場の歴史を学んだあとに味わってみると、さらにそのおいしさに“深み”が感じられるのでした……。
小岩井農場のレトルトカレーシリーズは、『小岩井ビーフカレー』の他にも『小岩井カマンベールチーズカレー』、『小岩井クリームチーズカレー』、『小岩井ビーフカレー(辛口)』などのラインナップがあります。
どの製品も安心・安全にこだわり抜いて作られたもの。ぜひご家庭で味わってみてくださいね。
【参考】
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