ブランド牛と聞いて思い浮かべるのは、松阪牛や近江牛といったところでしょうか。
実は何1000頭と出荷されるそれらよりも数が少なく、全国のブランド牛の中でも希少性が高いといわれているのが“能登牛”。平成7年に認可されてから出荷数が増加しているものの、平成21年にやっと出荷数が500頭を越えたというから、幻と呼ばれる理由も納得です。
そんな滅多にお目にかかれないブランド牛をお手軽に味わえるのが『てらおか風舎の能登牛カレー』。
能登にある老舗のお肉屋『てらおか』が厳選した、A4、A5ランクの能登牛がこれでもか!と入っているレストラ仕様の贅沢なカレーです。
お肉は人を動かす
普段台所に立つことはほぼない筆者。正直レトルトカレーをお湯で熱することすら面倒に感じるタイプです。
しかし、美味しいものには人を動かす力があるよう。
パッケージからこちらを見つめている厚みのあるお肉が「美味しく食べてね」と言ってくるんですもの。せっかくなら美味しくいただきたいと思い、まさかのより一層美味しく味わえるらしい“フライパンで熱を加える方法”をチョイス。
袋を破ってルーを一気にフライパンに投入!
(フライパンが大きすぎたことは見逃して……)
大きなお肉がたっっっっぷり! 期待がどんどん高まっていきます。
ちょっとフツフツしかけたくらいで火を止めて、ご飯のうえに。
「うーん、美味しそう!」
お肉は人を幸せにする
数えてみると、なんと大きなお肉が4つも! しかも、口に入れたらとろけてしまうほど柔らかいんです。これはレトルトの域を超えているといっても過言ではないでしょう。(本当に美味しい!)
ルーは辛すぎず後から喉の奥がジワジワくる感じで、お肉の甘みが溶け出しています。とはいえ、そこは赤身が多いといわれる能登牛を使ったカレー。全体的にあっさりで、サラっとしているのでとても食べやすいんです。
強いていえば、もう少しコクがあったらさらに良いかもしれませんが、上品で完成度が高いこのカレーは、レトルトカレー以上の満足感を与えてくれること間違いなしです。
小忙しいOL的レビュー
味 ★★★★★
辛さ ★☆☆☆☆
もう一度食べたい度 ★★★★★
見た目も味も食感もレトルトカレーの枠を越えた能登牛カレーは、“一食の価値あり”。
今回筆者は試さなかったのですが、パッケージには“お好みの野菜等を加えると、できたての美味しさが楽しめる”とも。もっと美味しく、自分好みに仕上げたい!という方はやってみても良いかもしれません。
【参考】
※ てらおか風舎