ヨーロッパでは、貴族の伝統料理として親しまれてきたという“ジビエ”。狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉だそうです。昨今、日本でもグルメな人を中心に人気を集めているとか。
焼肉大好き!すき焼き大好き!しょうが焼きも捨てがたい!もちろんから揚げもね!な筆者にとっては、シカ肉やイノシシ肉といった食べ慣れないお肉にはどうしても抵抗感があります。ですが、これらは決してゲテモノではなく、美味しい食材なんだそう。今回は、そんなシカ肉を使った『えぞ鹿カレー』を食べてみたので、その特徴を3つの分けてご紹介します。
特徴1:とにかく量が多い
まさかの缶に入っているタイプのカレー。缶切りがない状況で食べることはおすすめできません。(というか多分ムリ)
内容量は410gとかなり多めです。缶を5分ほど温めドバっとお皿に出してみるとこの有様。
一人で食べるのではなく、何人かでシェアする方が賢明でしょう……。
特徴2:とにかく辛い
一口食べただけで口の中がヒリヒリ……。とにかく辛くて、食べ進めるのを諦めそうになるほどでした。
辛いものが好きならいいけれど、パッケージにもあるように、福神漬けやらっきょう、ピクルスなど、箸休め的なアイテムがないと完食するのは難しそう。
特徴3:とにかくシカの存在感が薄い
こんなにも“シカ肉の入ったカレーであること”の主張が強いパッケージなのに、食べてみるとカレー自体に獣特有の臭みはなく、いわゆる“普通のカレー”。
いくつか入っているシカ肉らしきものを食べてみると、ややパサパサで、噛み続けるとあとから獣がひょっこり顔を出す。いうなれば、パサパサのビーフジャーキーといったところ。
「えー、じゃあお肉の旨味とかないの?」と思ったそこのアナタ、ご安心を。ときおり現れるぷるっとした脂身がしっかりコクを演出してくれます。
小忙しいOL的レビュー
味 ★★☆☆☆
辛さ ★★★★★
もう一度食べたい度 ★☆☆☆☆
どちらかというと小食で、辛いものがあまり得意ではない筆者には、(シカだけに)仕方なしに食べるカレーでしたが、「辛いものが好き!」「とにかくたくさんカレーが食べたい!」「お安くシカ肉を食べてみたい!」という人にはぴったり。ぜひご賞味あれ。
【参考】
えぞ鹿カレー(辛口)北海道産えぞ鹿肉使用 ご当地缶詰 ご当地カレー レトルトカレー北海道産蝦夷シカ肉