ビーフ、ポーク、チキン……カレーに使われるお肉はさまざまですが、みなさんはどれが好きですか?
今回ご紹介するのは“チキンカレー”。なんでも、“梅で育てた”という珍しい鶏を使っているんだとか……。
■梅尽くしの「うめどりカレー」は、超酸っぱいのでは?
というわけで筆者が今回いただいたのは、『うめどりカレー』。価格は550円(税別)。
紀州梅より抽出した梅酢エキスを与えて育てた『うめどり』を使用したカレーなんだそう。
このカレーを製造・販売している『せきもとフーズ』は、紀州梅で有名な和歌山県にある会社。梅干し等の梅製品を販売する会社であり、その梅製品の延長として“うめどりカレー”を販売したわけなんですね。
うめどりカレーには“うめどり”の他にも、紀州南高梅の梅肉、さらには梅酒も加えて煮込まれているとのこと。とにかく梅尽くしの一品です。
と、ここで筆者の頭によぎるひとつの不安……。「非常に酸っぱいのでは?」
酸っぱいものがあまり得意でない筆者。眉間にしわを寄せながら封を開けました。
早速作ってみましょう。パッケージによれば、湯せんか電子レンジで作るとのこと。筆者は電子レンジで作ることに。
待つこと1分20秒(700w)。
完成! ルーの色はかなり明るめ。黄色がかっているのはカメラのエフェクトではありません。
香りはまったく酸っぱくありませんが、その味わいやいかに……?
総評!気になる「酸っぱさ」は…?
味★★★☆☆
結果、全く酸っぱくありませんでした! それどころか非常にマイルドな味わい。原材料には「梅干」の言葉も書かれていたので不安でしたが、酸味は皆無でした。それでいてご飯にもよく合います。
具材は少ない印象ですが、このカレーの主役ともいえる“うめどり”はしっかり入っていました。
非常に柔らかいお肉は、鶏肉特有のパサつきも特に感じません。梅エキスパワー恐るべしです。
辛さ★★☆☆☆
パッケージには「中辛」と書かれていますが、味わいがマイルドなので目立った辛さは感じませんでした。
辛いものが苦手な方でもきっとおいしく食べられるはず。
梅っぽさ★★☆☆☆
「梅っぽさ=酸っぱい」だと思い込んでいた筆者にとってはむしろ拍子抜けしてしまうほどのマイルドさでしたが、このマイルドな味わいこそが梅を惜しみなく使用した効果なのだとしたら、むしろ“梅っぽい”と言ってもよいかもしれませんね。加えて、うめどりの柔らかさも梅酢エキスで育ったおかげなのだとしたら尚更。
梅の果肉が入っているとのことでしたが、特に見当たらなかったので星は2つ。良い意味で梅の主張が強くなく食べやすいカレーでした。
「梅を使ったカレー……きっと酸っぱいに違いない」という筆者の浅はかな憶測を裏切る、とってもハイクオリティなカレーでした。
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