皆さん、こんにちは。OLライフが始まってはや4ヶ月が過ぎようとしている筆者です。今日もランチにレトルトカレーをいただきます。本日のカレーは、『カレーハウス サンマルコ』のビーフカレー。
サンマルコで提供されるカレーライスは“ヨーロピアンスタイル”なんだとか。ここでふと、筆者は「カレーライスって“洋食”なのかな?」と思いました。
よくよく思い返すと、インド料理屋さんやエスニック料理屋さんでカレーを頼むとき、メニュー表で“カレーライス”と表記されているのを見たことがありません。提供されるときも、カレーとナン、カレーとライスといったかたちで別々に盛り付けされていますよね。
一方で洋食屋さんのカレーは、カレールーがご飯にかかった“カレーライス”の状態で提供されます。ということで、“カレーライス”は洋食に位置づけられるとみてよいでしょう。
カレーは元々インド発なのに、どうしてこのようなスタイルに分化したのでしょう? 気になったので、カレーライスの歴史を紐解いてみることにします。
カレーの原型はイギリスでつくられた?
まず18世紀、インドを植民地支配していたイギリスに“カレー(様々な香辛料を使った料理)”が伝わったのが始まりだそうです。香辛料の使用に慣れていなかったイギリス人は、スパイスをあらかじめ調合したパウダー(現在のカレー粉にあたるもの)を発明。それがイギリス本土からヨーロッパに広がって、今日のような西洋スタイルのカレールーの原型が形づくられます。
そして明治時代に、そのヨーロピアン風にのカレーががイギリスから日本に伝わり、ご飯と結びついてカレーライスになったそうです。
ということで、“カレーライス”は日本発といってもいいかもしれませんね!
サンマルコカレーハウス「ビーフカレー」のお味は?
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するサンマルコカレーハウスのビーフカレーは、“香辛料や食材をふんだんに使った、欧州香る本格カレー”だそう! 早速、本格ヨーロピアンのカレーを食べてみることにします。
さすが、ヨーロッパをイメージしてか、きらびやかな(?)パウチですね! 期待が高まります。
ビーフカレーということで、やっぱり気になるお肉の量……。箱の写真では、“盛り付け例”として、3つお肉が入っていますね。
しかし、筆者は全くこういった写真を信用していません。やっぱり写真は“盛り”が大事ですからね。(笑)
が、
いざ開封してみると、なんと写真通り……!
今回はいい意味で期待を裏切られました! では、いただきます。
淡白なお味のお肉ですが、柔らかい!
ヨーロピアン感は……。でも、とてもおいしいです。まろやか。そもそもヨーロピアンカレーをあまり理解していない気もしますが。
ちなみに、こちらのカレーの裏テーマ(?)は“本格的な大人のカレー”だそう。
筆者が感じるオトナポイントとしては、後味のスパイスが絶妙!といったところでしょうか。一口ほおばると、10秒ほど口の中で様々なスパイスがかわるがわる主張する重層的な味が感じられ、得も言われぬオトナ感を演出しているといえます。(辛い)
ということで、ヨーロピアン(感はあまりなかった)カレーでしたが、とても美味しくいただきました。
そして、やっぱりカレーとライスは相性抜群!日本の国民食といわれるだけありますね!
カレーライス、いつか無形文化遺産に登録されたりして……!?
総評
・辛さ ★★★☆☆(後味が辛いです!)
・まろやかさ ★★★★★(肉もルーも非常にまろやか)
・ヨーロピアン感 ★★☆☆☆(ヨーロピアン感はスパイス?)
・価格 ★★★☆☆(お高めのお値段)
ちょっとした、自分へのご褒美。また、ギフトとして贈るのもいいですね!
【価格】
1パック(200g)
税込731円(本体価格676円)(2018年7月現在)