「鼈」って読める?“秋バテ”の季節にこそ食べたいあの高級食材がカレーになった!

今回いただくのは、『服部中村養鼈場(はっとりなかむらようべつじょう)』さんの『SUPPON すっぽんスープカレー』です。

はい、ということで正解は「鼈(すっぽん・べつ)」でした。

「養鼈場(ようべつじょう)って何だ?」と思って調べてみると、「鼈」は「すっぽん」の漢字とのこと。養豚場や養鶏場と同じく、「養鼈場」と表現しているわけですね。

日本や中国では古くから食されてきたと言われている、すっぽん。お鍋などの高級食材になったり、滋養強壮への期待を込めて生き血(!)が飲まれたり、健康食品の成分としても摂りいれられたりしていますね。

果たして、カレーにしても美味しいのでしょうか?

 

■紅色のパッケージに燦然と輝く「SUPPON」の金文字

紅色のパッケージに、金色に輝く文字で「SUPPON」と書かれています。なんだか神々しいですね。すっぽんの生き血をイメージして、活力を表しているんでしょうか?

このカレーをつくっておられる「服部中村養鼈場(ようべつじょう)」さんですが、明治33年に服部倉治郎氏が東京深川でうなぎと共に養殖したことに端を発しているそう。100年以上の歴史を持つ、由緒正しい“すっぽん養殖企業”だそうです!

すっぽんスープ・チキンスープ・鰹昆布スープの“トリプルスープ仕立て”らしく、「さぞ複雑な味わいなんだろうな」と期待が膨らみます。

パッケージ裏には「今までにない味わいを醸し出すスパイシーな大人のカレーです」との煽り文句も。心していただきたいと思います!

 

■「SUPPON CURRY」、そのお味は?

スープカレーなので、ルーはさらさらしています。

すっぽんということで、「ちょっとクセがあるのか?」と身構えて食してみたものの、トリプルスープのためなのか、あまりすっぽん独特の風味は感じませんでした。どちらかというと、ケチャップの酸味が後味に残るようなお味です。

食べ終わってから、「実は“すっぽん”が入っていたんですよ!」と言われると、「言われてみれば、すっぽんの風味がしたかも!」と反応するようなレベルでした。すっぽんの独特の味を考えると、これくらいの味付けの方が良いのかもしれません。

正直、高級食材ということで期待値を過剰に引き上げすぎてしまったところは否めません(笑)。

これからトライされる皆さんは、「すっぽん、すっぽん」と意識し過ぎずにお召し上がりになるのが良いと思いますよ!(筆者が勝手に期待しすぎただけですので、決して服部中村養鼈場さんの努力が足りないせいではありませんよ!)

では、今回のお味を総合評価させていただきたいと思います!

 

■総評

辛さ   :★★★☆☆

旨さ   :★★★☆☆

スッポンっぽさ:★☆☆☆

「すっぽんっぽさ」については、筆者の過剰な期待ゆえに、ちょっと低評価になってしまっているかもしれません。ですが、百聞は一見に如かずです。気になった方は、ぜひとも一度ご自身でお試しくださいませ!

 

【参考】

服部中村養鼈場

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