筆者もライターとして活動している手前、あまりこのようなことを言ってはいけないのですが、今回ご紹介するカレーは、文字だと非常に伝わりづらい絶妙なバランスのカレーです。
しかし頑張って伝えていこうと思うので、ぜひお付き合いください。
■今回食べたカレーはこちら
見た目には大きな特徴はありません。ルーの質感はドロドロしており、色味も濃く、濃厚な系統のカレーです。スパイシーな香りが食欲をそそります。
しかし、よくよく見てみると具材はしっかりと入っており、パウチから皿に移す時も様々な具材がごろごろと出てきました。食べ応えがありそうです。スパイシーな香りと濃いめのルー、しっかりとした具材でご飯との相性は非常に良く、分類するならばガッツリ系のカレーです。
実際に食べてみると、甘み・辛み・スパイスの風味・コクと、とても複雑な味わいなのですが、これがとても絶妙なバランスでまとまっています。個人的に今まで食べたカレーの中で一番美味い。しかし、これを文章にするとなかなか伝えづらい。パッケージには下記の記載があります。
どうでしょうか。伝わりそうで伝わらない気もするのですが、食べた後に読むと、とてもしっくりくる表現です。黒糖とココアパウダーというワードから、甘いイメージを受けるかもしれませんが、実際のところ違います。もっと高い次元でバランスが取れており、それぞれの味は感じさせずに、ひとつの新しい味となっている、といったところでしょうか。
これがそのカレーの正体!
沖縄に対し、”カレーが美味い”という印象はあまり持っていませんでしたが、完全に意表を突かれた一品でした。
■総評
カレーの味 ★★★★★
辛さ ★★★★☆
食べないとわからない ★★★★★
コスパ ★★★★★
コスパに★5つを付けた理由はそのお手頃価格。こちらのカレーは324 円 (税込)ということで、ご当地レトルトカレーのなかでは安価なほうだと思います。
この記事を読んでもやもやした読者の方には、ぜひ一度食べていただき、そのもやもやを晴らしていただきたいです。
【参考】