隅(すみ)におけない「イカスミカレー」、そのお味は“イカ”に…?

今回筆者が食レポするレトルトカレーは、北海道の高島食品が製造しているイカスミカレー(中辛)

製造元の高島食品を検索してみると、北海道土産の販売サイトに行きつきました。他にも北海道の海の幸であるほたて、タラバガニ、カキを調理した美味しそうなレトルト食品を数多く製造・販売されているようです。

image4 (6)

パッケージには「イカスミの上品な風味を肉厚で柔らかなイカとトウモロコシのうま味を~」とあります。以前、肉のような柔らかさのタコカレーを食べて感動した筆者。イカも同じ軟体動物。きっと美味しいだろうと期待が高まります!

肉を食べない&野菜がメインの筆者には合っているカレーだと思うのですが、トウモロコシの存在が少し気になるところです。

イカとトウモロコシのマッチングはイカに~!

 

「隅に置けないイカスミカレー」、お味は?

今回もカレーのお供は定番の『サトウのごはん』。今回はあきたこまちを選び、家庭のご飯のようにごくフツーに盛ってみました。

image7

そしてお鍋で湯銭したレトルトカレーを一気に注ぎ入れます。

ルーの色や素材の大きさが初めて明らかになるこの瞬間は、いつも少しドキドキしますね。

 

さぁ、かけてみましょう~!

image2 (5)

あれ? イカ墨ということでてっきり真っ黒のルーが出てくるのかと思いましたが、あまり黒くない……ちょっと意外でした!

ルーの濃さはゆるめ。イカ・コーンともに、具の量は思ったより多く、イカの大きさも普通です。もっと豪快に入っていたら嬉しかったなぁ、なんて。

 

そしてここで、あることに気づきます……。

image1 (6)

なんかルーがおもしろい感じでごはんに注がれている。

そこで、インスタ映え(?)的にちょっと手を加えてみると……

image3 (4)

なんか、奈良美智(なら よしとも)風な挑戦的な眼差しの子どもっぽくなってしまった……。このカレー画を“イカりのスミ子”とでも名付けておきます。

 

ちなみに奈良美智さんとは、ニューヨークのMoMA美術館のデザインストアにもその作品グッズが置かれ、ベストセラーにも上がるほど人気の、日本を代表するモダンアーティストです。

 

スミ子こと、「イカスミカレー」のお味は?

まずルーについて。

最初の一口では「割と甘め?」と思ったのですが、食べた後に結構ピリッとした感じが口に残ります。重層的な味ですね。

甘さの原因を調べてみると、原材料にバナナとりんごジャムが含まれているようなので、フルーツの甘味が効いているもよう。コーンもピリ辛なルーの味わいに甘さを感じさせてくれます。

 

そして何より、ルーの濃厚さが際立ちます。生クリームも入っているようですが、墨によってコクがより出ていますね。

image5 (4)

おっと、おめめがつりあがっている……。やっぱり墨子、イカってますね。

そして肝心のイカですが、胴体や耳など、いろいろな部位が入っていました。

image6 (2)

ゲソ好きの方もしっかりおさえていますね。食感は本当に柔らかく、子どもでもすぐに噛みきって飲み込める柔らかさ。

甘口でもう少し薄味であれば、子どもにも喜ばれるのではと思います。

 

総評

カレーの味  ★★★☆☆

辛さ        ★★★☆☆

コク        ★★★★☆

怒り        ★★★★★

ごちそうさまでした!

 

【参考・画像】

北海道おみやげ宅配便

イカ学Q&A50 – 全国いか加工業協同組合

※ 高島食品 北海道限定イカスミカレー 中辛 – Amazon

※ 画像著者撮影

★ご購入はこちらから!ギフトにもどうぞ★

高島食品 北海道限定イカスミカレー 中辛

高島食品 北海道限定イカスミカレー 中辛

%d