“本物の味”と聞けば自分の舌でその味を確かめてみたくなるグルメライターの筆者が、2018年食初めに選んだのが……
レトルト「たこカレー」!
なぜこのレトルトカレーを選んだかと言うと、実は筆者はインド人以上にカレーをこよなく愛する一人。でもお肉が苦手。
カレーLOVERとして、カレーの美味しさを一人でも多くの人に伝えたい想いから、“カレーには肉派”のみなさんにも肉以上の満足を味わえる本格カレーを探してみました!
■日本人がこよなく愛するたこは “悪魔”or“天使”?
たこは、たこ焼きやお寿司など日本人に親しまれ広く食されている海産物ですが、海外ではたこは“悪魔の魚”とされています。
筆者はかつて海外に住んでいたことがあるのですが、当時ホームステイ先のホストファミリーにたこについて聞いたことがあり、その際「あれを君も食べるのか?」「う~(気持ち悪い)」という顔をあからさまにされた記憶が。
納豆もそうですが、ヌメヌメ、ネバネバしているものは海外の方は苦手な様子。
そしてヌメヌメした8本の足をもち決して見た目が美しいとは言えない、気持ち悪がられがちなその風貌から、悲しいかな“悪魔”という扱いを受けたもよう。
ですが、筆者は日本人。知るかそんな偏見、ということで次に天使レベルなたこの旨味溢れるカレーをご紹介!
■パッケージの裏側に書かれていた事実に驚く!?
こちらのたこカレーのパッケージの裏側に書かれていた意外な歴史、それは……
“宗谷(そうや)地方では、戦後よりたこ漁が盛んで、昔は肉の代わりにたこを入れたカレーを作って食べていました。”
というもの。
え?
戦後?昔から?たこカレーってあったのーーー?
この事実に軽く驚く。
宗谷地方とは北海道稚内周辺のことを指し、利尻礼文島も含まれるそう。(※1)
昔の人が既に食べていたというならばその味と美味しさは保証されたようなもの。
それでは早速、北海道の稚内港で水揚げされた新鮮なたこの旨味がたっぷりのたこカレーを食していきます。
■もはや肉!?濃厚タコ肉レトルトカレーは本物だった
美と健康を意識する筆者がたこカレーを食すにあたり準備したもの、それは美人を育てる秋田米あきたこまち(サトウのごはん)。
ごはんをチーンしている間に
“レトルトカレーは湯銭で温める派”の筆者はたこカレーを湯銭で温め、
ほっかほかのごはんの上にドバッと勢いよくカレーをかけます。
そしてまずルーをペロリ。
口に広がる濃厚な旨味、たこの旨味なのか北海道沖の旨味なのか、とにかく口に広がる濃厚な味。
そしてカレーが黙っちゃいないという感じで、ピリッとした辛さが前にくる。
いよいよルーの中から捕獲したこのゴロッとサイズのボリュームある煮たこを食します。
“肉々しいたこ”と言っていいほどのなんとも言えない柔らかさと食べ応え。
よって、たこで1本勝負なカレー。
だからこそ本物じゃなくちゃいけない。
悪魔じゃ愛されない。
そう、これは筆者にすれば天使な旨さと呼べるまさに本物のカレー。
うーん美味。
これは肉派のあなたもきっと満足するはず。
そんな肉たこが数えたところ5~6個(小さいのも含めて)入っているのは嬉しい。
材料の欄にはたこ意外にたまねぎと人参が具材とありますが、野菜はエキスとなっているもよう。
ご賞味あれ♡
※1 宗谷地方 – 札幌気象台
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