昼も夜も「スタミナ不足」の救世主!? 男の極旨黒カレー

今回レポートするカレーは、明治から発売されている「男の極旨黒カレー」です。

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「男の絶品旨辛カレー」と合わせたシリーズもののカレーとなっているこちらのカレー。《チカラみなぎる、こだわりの旨さ。》というコンセプト通り、にんにくとマカをカレーに取り入れ、滋養強壮や精力増進を狙っているようです。

 

■ぱっと見特徴があるようでないカレーだが…?

このカレーションで取り上げているカレーを見ていただければ分かるように、世の中にはレトルトカレーで溢れています。

どれもこれもが目に留まろう、なんとか選んでもらおうと必死にキャラ立てをしているわけですが、それらと比べるとそこまでキャラが立っていない……。

だけど明治の定番カレー、「銀座カリー」のように大衆を狙ったカレーでもない。遊び心はあるけれど冒険しきれていない立ち位置は、大手食品メーカーだから仕方がないのかと、少しのがっかり感を感じつつ食べ始めたこの「男の極旨黒カレー」。安心してください。さすがの明治。味でしっかり巻き返してくれました。

 

■“黒カレー”ならではのおいしさ引き立つ「男の極旨黒カレー」

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カレーって、だいたい黒色と黄色に分けられますよね。食材(トマトとか唐辛子とか)の色が出ている赤色のカレーや、奇をてらったカラフルなカレーもありますが、基本は黒か黄色だと思います。

その二色はどうやら、玉ねぎやスパイスを炒める時間によって変わるようで、黒いカレーの方が炒めたり煮込む時間が長いからこそ味わえる、焦がしたコクが美味しいですし、手間がかかるため自宅ではあまり見かけないからこその特別感も嬉しいポイントですよね。

これは僕のイメージですが、黄色いカレーはトロトロとしていて具だくさんで食材の味が引き立つカレーが多く、黒いカレーはサラサラとしていて具材はシンプルに肉だけで隠し味で勝負なカレーが多いのではないでしょうか。なので、黒カレーの方が細かな味のバランスが際立つキャラが立ちづらい分、記憶に残るためにはよほど美味しくないと難しい上級なカレーのような気がしています。

これが、今回の「男の極旨黒カレー」では非常にバランスよく整っているのです。

 

■味が整いすぎていない方が美味しく感じる?

黒カレーならではのコクと焦がしニンニクの風味はやはり相性がよく、ニンニクの旨味がカレーに馴染んでおいしさがダイレクトに伝わってきます。

同シリーズの「男の絶品旨辛カレー」ではローストガーリックを使っているので、やはり“焦がし”である点にこだわりを感じます。そして、そのおいしさを引き立てるのが、マカ特有の苦み。これはほとんど感じませんが少しばかりの苦みが程よいアクセントとなりよりおいしさを引き立ててくれます。

「人間は、整いすぎているとあまりおいしさを感じず、少しの違和感があったほうがよい」と蕎麦職人に教えてもらった事があります。なんでも、手打ち蕎麦はわざと太さを不均一にすることでその違和感を演出し美味しく仕上げているんだとか。

今回の「男の極旨黒カレー」はまさにその“アンバランスさ”を上手く整えているカレーに感じました。きっとこのバランスに整えるためにメーカーの開発担当者は苦労したんだろうな。

同じくマカを使用している「男の絶品旨辛カレー」も一緒に食べ比べしてみたい! あと、なんとなく元気になった気分にさせてくれますし、なにより美味しくて元気になれますので、少し疲れている時には確かにおススメです。

 

<総評>
味   ★★★★☆
辛さ   ★★☆☆☆
「元気」 ★★★★☆

 

【参考】

男のカレー‐明治HP

黒いカレーはなぜ黒い?~意外と簡単にできる黒カレー(ブラックカレー)の作り方

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