本当に旨いのか!? 「肉の芸術」松阪牛カレー

カレーといえばビーフでしょ。牛肉が好き! という美食家の皆さんに朗報です。

あの、「日本三大和牛」のひとつである「松阪牛」がレトルトカレーになってしまいました。

でもいくら美味しい最高の牛肉を使っているからと言って本当に美味しいの? レトルトカレーでしょ? と思いますよね。筆者もそのひとりでした。

そこで今回は、美味しい松阪牛にこだわったレトルトカレーはそれだけで本当に旨いのか、検証してみたいと思います。

 

■日本三大和牛「松阪牛」は国産牛の最高峰!?

辞書を引いてみると、「日本三大和牛」とは日本の代表的な銘柄牛あるいは銘柄牛肉のことを指すようです。

松阪牛・神戸ビーフと、近江牛または米沢牛の3つをいうことが多いとされています。

「日本三大和牛」と言われるだけあって、松阪牛の公式HPは黒と金色の重厚感がスゴイ! そこに記載してある松阪牛に関する情報を少しご紹介します。

●松阪牛(まつさかうし/まつさかぎゅう)とは?(※1)

・黒毛和種、未経産の雌牛
・松阪牛個体識別管理システムに登録されていること
・松阪牛生産区域(旧22市町村)での肥育期間が最長・最終であること
※生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内に限る。

以上の条件をすべて満たし出荷されたものが松阪牛と定められています。

(※松阪牛生産区域への導入する生後12ヶ月齢まで子牛の条件につきましては、平成28年4月1日以降に導入された牛が対象となります。)

ちなみに、“松阪牛”の読み方は「まつさかうし」「まつさかぎゅう」のどちらも正しい読み方。ただし、「まつかうし」「まつかぎゅう」「松牛」の表記は誤りなのだそう!

 

■歴史ある松阪牛が「三重県限定レトルトカレー」になった!

松阪牛は、昭和10年(1935年)東京芝浦で開催された、初の全国規模での肉牛のコンテストの
全国肉用畜産博覧会で最高の「名誉賞」を獲得し、『松阪牛』の名声を全国に轟かせました。(※1)

きめの細かいサシ(霜降り)と箸で切れる柔らかな肉質は、豊かな自然と伝統の技術で作られた最高ランクのお肉。

そのレベルの高さから、「肉の芸術」と言われ、国内外の美食家から愛されるブランド牛となっています。その松阪牛を使ったレトルトカレー「松阪牛カレー」。

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名称は何のひねりもムダもなく、松阪牛を使ったことによる味への自信がヒシヒシと伝わってくるような!?

……ゴクリ!

 

■期待以上!? 松阪牛がゴロゴロ入った贅沢絶品レトルトカレー

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三重県限定のレトルトカレーだそうですが、特別に取り寄せて食べてみることに♪

松阪牛がレトルトカレーになった、なんて聞けば「どうせ溶けていてお肉なんて分からないでしょ」「エキスが入っているだけなんじゃないの」と疑いつつOPEN。

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中身はいたって普通のレトルトカレーパウチでした。

湯煎で5分、盛り付けてみると?

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いたって普通のカレーですね。美味しそうな匂いがしてきます。ルーはあまり辛そうな感じはなく、水分が多めのマイルドそうな印象。

ですがもう、見えちゃいますね。松阪牛がゴロゴロ入っています。

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期待を裏切るどころか上回るくらい、本当に松阪牛が入っているではありませんか!

しかもスプーンでもサクッと切れますし、口に入れるとホロホロで柔らかい♡ これがあの「三大和牛」……! さすがの美味しさ……!

 

食事をしていると帰宅した母親から「あら、美味しそうな匂い! 一口ちょうだい」と言われ半分にして食べたのですが、それでも十分なほど和牛を堪能できましたよ。

余計なスパイスの辛さもなくマイルドでフルーティーな味。甘辛~中辛の間くらいでしょうか、そのためお肉の味や風味が損なわれることなく、口の中にちゃんと残ります。

つまり、本当に美味しい!!! 安定感のある美味しいビーフカレーでした。

 

総評は……?

辛さ:★☆☆☆☆

コスパ:★★★★☆

安定感:★★★★★

 

いつかは霜降りステーキで食べてみたい「松阪牛」を、贅沢にもレトルトカレーにしてしまった「松阪牛カレー」は、756円(税込)となっています。

しかし検索すると同じ松阪牛をふんだんに使用した美味しそうなレトルトカレーがたくさん出てきますので、類似品にご注意を!

日本が世界に誇る「肉の芸術」を、ぜひご家庭でリーズナブルに味わってみては?

 

【参考】

※1 松阪牛とは – 松阪牛協議会

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