「レトルトカレー界のボケ担当」か!? なにわの牛すじ黒カレー

関西では超メジャー食材である「牛すじ」をつかったカレーです。ちなみに小生は関東人なので「牛すじ」にあまり馴染みがありません。果たしてどんな感動食レポになるのか!?

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牛すじとは!?
「牛すじ」とはアキレス腱にあたる部位で、その中でも「すじ肉」と言われるものは食肉のアキレス腱や腱がついた肉のこと。

横隔膜の一部もスジ肉と言われるようですが世に出回っている大多数のスジ肉は牛のアキレス腱のようです。

関西で肉といえば、牛。その中でも庶民に人気の部位が「牛すじ」なんだそうです。スーパーでは普通に「牛すじ」肉が売られており、おでんの人気メニューであり、「どて焼き」や「牛すじ煮込み」などがソウルフードとして親しまれているようです。

 

カレーは黒色!というか墨汁の中でも青墨に近い!?

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さっそく盛り付けしてみると、カレーの色にビックリです。黒というか、黒×青。小中学校時、書初め用の墨汁として使っていた「青墨」を思い出してしまいました。

 

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どうやら「イカ墨」を隠し味に使っているようです。が、色味では食欲をそそる類のカレーではないようです。

 

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「牛すじ」をすくってみました。色が白いんですね!なにやら白と青黒が混じって、誰とも違う自己主張です。それでは、さっそく食べてみました!

お! 粘度が高いです。中辛というか、甘口に近い。中甘辛ぐらいでしょうか。マイルドな甘辛さと旨みが口の中で広がってきます。この旨み、イカ墨が効いているんでしょうかね。

「牛すじ」を食べてみました。お! トロトロですね。これはおいしい! 大変柔らかくプリンのようでした。アキレス腱とは思えません。脂身のようにも見えましたが、「牛すじ肉」と成分表示に書いてあるので二度驚きました。これはすごい食べ物ですね。おもわず自分のアキレス腱を触ってしまいました。(固い!)

ちなみに「スジ」という肉の種類は、「アキレス腱」「スジ(筋)」「メンブレン(膜)」があるようで私には「スジ(筋)」か「メンブレン(膜)」のようにみえました。(どうなんだろう? オリエンタルさんに聞いてみよう!)

ちなみに「スジ(筋)」とは、各部位に分ける下処理時に余分な筋を取り除いて集めたもので
肉の部分と共に脂の部分も多くついてるようです。本品は「牛すじ肉」とのみ記載されています。

 

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具は「牛すじ」以外見当たりません。
そして、トロトロでありますがゴロゴロというわけにはいかないようです。
もうちょっと肉が入っているといいんですけどね。

 

<総評>

辛さ   :★★☆☆☆
見た目  :★★☆☆☆
甘み   :★★★☆☆
トロトロ感:★★★★☆
ボケ度  :★★★★☆
コスパ  :★★☆☆☆

 

■これはもしかして愛知県流の関西風ボケか?

製造・販売は愛知県の香辛料及び食料品の製造販売を手掛けるオリエンタル
なぜ牛すじ?なぜ、イカ墨?なぜ、愛知のオリエンタルさんが製造?といろいろ突っ込みどころ満載です。これも含めて「なにわ」という意味なんでしょうか?「ボケ」ってことなんでしょうか?
いけません。いけませんよ。「皮肉」を言ってはいけません。が、もう少し「お肉」は入っていてほしかったです。

販売価格は578円。高くはないが、物足りない。398円ならOK! なにしろね、「牛すじ」をもっと食べたかったです。

 

【参考】

スジ肉 – Wikipedia

なにわの牛すじ黒カレー -オリエンタル

 

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