突然だが、筆者はとにかく肉が好きだ。
お酒を飲まない筆者は「飲みに行こう!」と誘われてもなかなか気持ちが乗らないのだが、「肉を食べに行こう」と言われれば、ヨダレを垂らしてついて行く(もちろん人は選ぶが)。参考までに筆者が好きな肉料理をランキング形式でご紹介するので、頭に置いておいて欲しい。
第5位:鶏の唐揚げ
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第4位:豚の生姜焼き
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第3位:焼き肉(特に牛カルビやホルモンが好き)
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第2位:牛ステーキ
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不動の第1位は!!!! ハンバーグッ!!!!!!
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1位~3位は正直どれも本当に好き過ぎて、白米があればいくらでも食べられる。毎日でも食べたい。愛している。
さてさて、今回筆者がご紹介するのは『飛騨特産 完熟トマト「とまとのカレー」(辛口)」。
くじ引きで決まったのだが、肉好きの筆者は悲しかった。トマトがメインということは、肉は小さいに決まっているからだ。
ほらほら、パッケージに載っているカレーも肉感が全然ない。トマトとほうれん草の主張がすごい……。お肉は沈んでしまっていて見えないのだろう。まったくトキメかない。
筆者、野菜はキライではないのだが、大好きというわけでもない。
女子会などで、初っ端から「バーニャカウダ注文しよ♡野菜大好きっ」とか言っている女を見ると、「へー、肉や魚より野菜が好きな私、女らしくて可愛いでしょ?って思ってるんだろ(白目)」と冷めた目で見てしまうのだ。※ 肉を愛してやまない筆者の個人的見解である。
飛騨の特産物を使ったカレーなら「飛騨牛カレー」とかが良かったなぁーなんてワガママな不満を抱いていた。とはいえ筆者は、自炊でミネストローネやアマトリチャーナを作るくらいにはトマト料理も好きなので、その夜すぐに「トマトカレー」を食べてみた。
レトルトカレーの袋からカレーをご飯に流し込む。
と、その時、筆者はカレーの異変に気づいた。
お……
お肉が……、欠片も入っていない。
とりあえず舐めてみる。
トマトだ。
このカレー、9.5割トマトでできているぽい。トマト料理は好きだけど、こんなにトマトじゃなくていい……。
肉好き筆者が、こんなことを許せるはずがない。食べる気が一気に失せてしまった。
でもここで、カレーレビューを放棄できるはずもなく、冷蔵庫の中に入っていた“肉ぽいもの=ウインナー”を焼いてカレーに乗せてみた。ついでに、粉チーズもパラパラとかけてみた。
なんだかお子様カレーぽいけど、“許容できる”風貌になった。
ウインナーと一緒に食べてみると、まぁまぁ美味しかった。フランクフルトにはトマトケチャップをかけるくらいだし、ウインナーと「トマトカレー」の相性が悪いはずはなかった。
トマト感が強すぎて単体では微妙だが、何かと合わせて食べるとそこそこイケる!というのが、このカレーに抱いた感想だ。
パッケージに裏面にも「!!おいしさひとくふう!!」という食べ方の紹介があった。ピザトーストのソース、肉料理のソースとして……と。白いご飯にかけて食べるのはイマイチだから、こんな紹介をしているのかもしれない。うん、きっとそうだ。
筆者がこのカレーを食べることは、もうないと思う。
ただ「お野菜大好きっ♡お肉はあまり好きじゃないかも……♡」という、筆者が苦手な女たちにオススメしたい一品だ。覚えておこう。
飛騨特産 完熟トマト「とまとのカレー」(辛口)¥ 391 / 箱
内容量:1箱あたり180g
<総評>
味 ★★☆☆☆
辛さ ★★☆☆☆
単体で楽しめる度 ★☆☆☆☆
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