今回ご紹介するのは、「最強の」和風カレーです。
かつて一世を風靡した「料理の鉄人」という料理番組がありました。
和・フレンチ・中華の3人の“料理の鉄人”が、ゲスト料理人の挑戦を受けて、毎回異なるテーマの食材を使ってオリジナルのコース料理を作り、審査員の試食と投票によって勝敗を競うという番組でした。
料理番組というよりは格闘技的なエンターテインメント番組として人気を博し、海外版の「アイアンシェフ」が制作されたりリバイバル版が制作されたので、ご存じの方も多いでしょう。
番組の主役である“料理の鉄人”の中でも、9割に迫るという圧倒的な勝率を誇って最強と目されたのは初代“和の鉄人”道場六三郎氏。
その道場氏がオーナーの「銀座ろくさん亭」のまかないメニューというコンセプトのカレーが今回ご紹介する「銀座ろくさん亭 料亭のまかないカレー」(大塚食品)です。
商品ホームページによると
“国産の玉ねぎ、じゃがいも、にんじんをこだわりのカレー粉と鶏だし、香りと旨みが特長の「魚醤」で、和風のカレーに仕上げました。”(http://www.rokusantei.com/#makanai-series より)
とあります。
また、このカレーにはもうひとつ特徴があります。一般的なレトルトカレーと異なり、箱を開けたら、そのままレンジで温め、袋を取り出してそのままカレーを注げば終わりなのです。
レトルト食品でちょっと面倒なのは、熱した袋を切って開けて皿に盛り付けること。熱い袋でヤケドしそうになったり、袋をうまく切れなくて失敗したり、中身を全部出すのに苦労したり。
そんな経験は誰もがありそうですが、この「銀座ろくさん亭 料亭のまかないカレー」は、箱を開けると同時に袋も開く仕掛けるになっており、熱い袋を切って開ける必要がありません。
しかも、袋の材質が従来のレトルト食品と異なっていて、下に向けるだけで、スっと袋の中身が出てきます。ただでさえ簡単なレトルトカレーがさらに簡単に作れちゃうわけでなんです。これはかなり革命的です!
今回は、和の鉄人がプロデュースする和風カレーということで、器もどんぶり風にしてみました。カレーの量は210gとレトルトカレーとしてはやや多め。ご飯はスタンダードな「サトウのごはん」です。
食べてみた感想は、「そば屋の和風カレーを上品にした感じ」。
“国産の玉ねぎ、じゃがいも、にんじん”とわざわざ謳うだけあって、ジャガイモも玉ねぎもニンジンも、レトルトカレーとしては十分な大きさで食感的にも満足感があります。
いっぽう、肉はすこし小さめですが、ルーと一緒に食べるぶんには問題なし。魚醤入りのルーは、かなりマイルドであまり辛さはありませんでした。
スパイシーなカレーが苦手な人や、刺激よりも癒やしを求める人に向いているカレーです。もちろん、お子様向けにもよいでしょう。
■まとめ
カレーの味 ★★★★☆(懐かしい和風カレーの味)
辛さ ★☆☆☆☆(刺激的な辛さはなくマイルドで食べやすいです)
コスパ ★★★★☆(一般的なお値段であの道場六三郎の味が体験できます)
★購入はこちらから! ギフトなどにも★