インドといえば、スパイスの効いたカレーをイメージしますよね!
味付けに使うのはもちろん、整腸作用や消化促進作用など、組み合わせによって健康への様々な有用性も期待されているスパイス。そんなスパイスをふんだんに使ったインドカレー。ほら、食べたくなってきたでしょう?
今回ご紹介するのは、神戸の有名な老舗インド料理専門店『ゲイロード』さんが監修した『ゲイロード ビーフカレー』。製造は神戸ではお馴染みの食品メーカー・MCC食品さんということで、なんだか神戸企業の地元愛を感じるカレーでもあります。
「インドなのにビーフカレーっていいのか?」という突っ込み(注1)はさておき、このカレーをさらに美味しく食べるために、もう少し調べてみることにしました。
(注1:インドで多数派を占める民族宗教・ヒンドゥー教では、牛を神聖な動物として崇めているので、牛肉食は避けられる傾向にあります)
■35種類のスパイスを独自ブレンドだと…?
ゲイロードの公式サイトを覗いてみると、
“当店のカレーは、35種類のスパイスを独自ブレンドしたゲイロードスパイスだけで作るため、新陳代謝を高め食欲を増進させ、胃腸の働きを高め、疲労回復するなどの効能をもっている医食同源・カラダが美人になるカレーです。”
とのこと。一つのカレーに35種類もスパイスを使っているんですね……! これは期待できます。
また医食同源という考え方が、「さすが“アーユルヴェーダ”を生み出した国」といった印象です。
■インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」って?
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で「生命の科学」という意味だそうです。世界三大伝統医学のひとつで、病気になりにくい心身をつくることを重んじており、病気を予防し健康を維持する“予防医学”の考え方に立っています。
今回紹介するカレーは、スパイスをふんだんに使ったレトルトカレー。アーユルヴェーダの考えが生きているインドカレーといっても過言ではないでしょう。
通常のご当地レトルトカレーには無印のパウチが多いのですが、ゲイロードのロゴマークや注意事項がプリントされています。見えないところもこだわっている点には好感が持てますね!
■スパイスが効いているのにほんのり甘い不思議な味わい!
実際に食べてみたところ、流石スパイスカレーを謳っているだけあって、かなり汗がだらだらでます。しかしなんというか、スパイスが効いて辛いのに、ほんのり甘いんです。
これはおそらく、みじん切りのたまねぎとトマトがたっぷり入っているからでしょう。
スパイスの辛さと野菜の甘さのコラボレーションとでもいうべきでしょうか。絶妙にマッチしていて、大変美味しかったです。ごちそうさまでした!
■カレーの評価
カレーの味 ★★★★★
辛さ ★★★★☆
本格度 ★★★★★
カレーションの活動を始めてから、レトルトカレーをよく食べるようになった気がします。美味しいレトルトカレーを求めてアンテナを張るようになりました。(笑)
お手軽だけど美味しい、そんな神戸・ゲイロードのレトルトカレー、ぜひ一度ご賞味あれ。
【参考・引用】
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