“コーヒーカレー”というと、皆さんはどんなイメージをもたれますか?
僕が今回のコーヒーカレーを手にしたとき、その瞬間に、こんな情景が浮かんできました。
田舎の、少し場末感漂う寂れたカフェ。そこには口ひげを生やしたマスターがいて、いつも数名の常連さんがアイスコーヒーやアイスカフェラッテを飲みながら小説を読んだり、仕事をしたりしています。
そこに僕が入店してきます。
「今日も暑いねマスター!カレーお願い。」
「はいよ。いつもの中辛ね。」
「うん。今日は隠し味にマスターの美味しいコーヒーを入れてみてよ。」
「コーヒー? いいけど、味は保証できないよ?」
「うん、大丈夫。絶対合うと思うんだよね。」
こんなやり取りをして僕は人生で初めてコーヒーカレーを食べるのです。
さて、実際の味はどんなでしょうか。
一口食べて「うん、美味しい!」と言えるでしょうか。そのときに「よかった」とカウンター越しににっこりと笑うマスターの顔が想像できるでしょうか。
僕はそんな想像を膨らませながら、『澤井珈琲カフェカレー』を食べようとしているのでした。
■これが鳥取和牛×ブルーマウンテンコーヒーの全貌だ!
今回のカフェカレー、“ブルーマウンテンコーヒー”が入っているとのことです。
ブルーマウンテンコーヒーというのはジャマイカ産の有名なコーヒーの一品種だそうです。
期待度アップですね。では早速。
熱で少しぼやけてしまっていますが、毎度おなじみサトウのごはんです。
今回は特別大サービス、二段乗せです。お腹がすいていましたからね。
ルーを流し込みます。とても美味しそう! これぞカレーというような色とツヤをしています。
■総評:コーヒーが主張しすぎないカフェカレー
味 ★★★★★
辛さ ★★★★☆
掘り出し物感 ★★★★★
商品名こそ「カフェカレー」と、コーヒーとカレーが1:1のような雰囲気を醸し出していますが、実際に食べてみるとまったくそんなことはありませんでした。
コーヒーがカレーの隠し味となり、見事なコクと絶妙な苦みを生み出しています。これは絶品! おすすめです!
皆さんもぜひ、食べてみてくださいね。
ブルマンはジャマイカの豆ですね。
でもコクがあって美味しそう。
ご指摘ありがとうございます!
申し訳ございません。こちら訂正いたしました。
今後ともカレーションをよろしくお願いいたします。