最近野菜不足な筆者。今回当選したレトルトカレーは『南房総・館山 神戸地区 潮風と大地のレタスカレー』ということで、「これで野菜不足が解消できる!」と大喜びです。
このいかにもヘルシーそうなネーミングや、パッケージに写るレタスのみずみずしさ!
パッケージ裏によると、南房総で育てられた『神戸レタス』のピューレと、千葉県産ゆで落花生、そして千葉県産の『いもぶた』の豚肉が入っているとのこと。館山でオーベルジュを展開する『オーパヴィラージュ』のレストラン部門と安西ファーム、田辺農園とのコラボレーションによって実現した、緑黄色野菜のエキスたっぷりのご当地カレー。よだれが止まりません。
■神戸レタスとは?
ここで、千葉県で生産されているのに“神戸”と名の付く神戸レタスが気になり、調べてみました。
神戸レタスとは、館山市の旧神戸村地域で作っている冬レタスのことです。『館山市清浄そ菜組合』に加盟している約36件の農家が生産しているレタスを“神戸(かんべ)レタス”と呼んでます。東京の大田市場や築地市場青果部で行われている冬レタスの全国品評会で高順位を毎年獲得しているようです。
なるほど、「神戸」と書いて「かんべ」と読むんですね。兵庫県にある神戸市のことを真っ先に思い浮かべましたが、「神戸」と名の付く地域は関東にもあるようです。
■歴史ある神戸レタス
終戦後の昭和20年9月、本州で最初に米軍が上陸した地が館山でした。最初は日本原産の野菜を食べていた米兵でしたが、やはり口に合った野菜が恋しくなり、レタスの栽培を館山の地元農家に依頼しました。これが「神戸(かんべ)レタス」の始まりだそうです。
神戸レタスには、戦後の歴史が詰まっているんですね!
■神戸レタスのヘルシーカレーのお味は?
神戸レタスに詳しくなった筆者。どんな見た目だろうとワクワクしながらパウチを開けてみました。
器によそうと、このような感じ。ルーはグリーン系で、大きな“いもぶた”のお肉が1枚入っています。さらに……
“ゆで落花生”!
一口食べてみると、ミルキーで優しい味わいにびっくり。カレーというよりポタージュという表現の方がしっくりきます。豚肉もしっとり柔らかくて食べやすかったです。
■総評
カレーの味 ★★★★☆
辛さ ★☆☆☆☆
コスパ ★★☆☆☆
評価はご覧のとおり。野菜のレタスに豆類の落花生、肉類のいもぶた(豚肉)が入っているので、他のレトルトカレーに比べると栄養バランスが良いと思います。千葉県の本気とこだわりが詰まったヘルシーカレー、美味しくいただきました! 皆さんもぜひ食べてみてください!
【参考】
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