筆者は過去2度に渡り、激辛のカレーと戦ってきた。その結果、強靭な舌と消化器官を手に入れることに成功した。
今回の相手は、全国に店舗を持つ居酒屋『赤から』の名物・赤から鍋を再現したカレー『赤から 辛味の極み10番カレー』。しかも今回は最上級の辛さを誇る“赤10番”である。
どうやらただ辛いだけではないらしく、「辛さを極めたやみつきの旨さ」とある。これは期待。
鶏セセリ焼きといった鶏肉料理を楽しめる「赤から」らしく、チキンカレーのようだ。コチュジャンや豆板醤(トウバンジャン)といった、カレーにはなじみの薄い調味料も含まれている。「赤から鍋」は何度でも食べたくなるようなクセになる味が特徴だったが、このカレーは果たしてどんな味がするのだろうか……!
■濃厚、旨辛☆「赤からカレー」
いざ実食!
筆者は毎回、そのカレーに関連した助っ人を副菜に添えているのだが、今回は鶏料理店「赤から」監修のカレーということもあり、焼き鳥をチョイス。
パッと見たところ存在感は小さめだが、ブロック状に切られた鶏肉と人参が実はゴロゴロ入っている。
焼き鳥をほおばりつつカレーを一口。
……これは確かに辛い。しかし、後から感じられるはちみつのコクと、コチュジャンをはじめとする香辛料の濃厚な風味が、辛さを丸く包み込んでくれる。まさに旨辛の一言に尽きる。小さいが存在感のある鶏肉もジューシーで旨味たっぷりだ。
当初、激辛ということを見越して飲み物も用意したのだが、あまりの旨さに水を飲む暇すらなく、完食してしまった。これは旨い。
■総評:もはや辛みは敵ではない。宿敵(とも)である。
辛さ ★★★★☆
旨さ ★★★★★
「赤から」に行きたくなる度 ★★★★★
これまではカレーの辛さと戦ってきた。しかし今は違う。辛さは筆者のよりよいカレーライフを助けてくれる宿敵(とも)だったのだ。認識を改めなければ!
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