最初に言っておきましょう。
筆者は芋があまり好きではありません。
<筆者の芋事情>
じゃがいも・・・微妙。口がパサパサするからイヤ。ポテチは好き。
さといも・・・パサパサねちょねちょしていてキライ。
やまいも・・・口がパサパサしないから悪くない。とろろはLOVE。
さつまいも・・・微妙。好んで食べない。スイートポテトは好き。
べにいも・・・よく分からないけど、紅芋タルトは好きだった。でも飽きた。
そんな筆者が、今回ご紹介することになった(くじ引きで)のは『紅芋カレー』。あちゃー。
沖縄の特産物“紅芋”といえば、8年前の高校の修学旅行を思い出します。
2009年……。年取ったな。
17歳の筆者は、那覇市の国際通りで試食した『紅芋タルト』のあまりの美味しさに感動し、自分へのお土産として3箱(たしか12個入り)購入して帰りました。
(C)ナオ / PIXTA(ピクスタ)
母に1つだけあげて、残りの35個はすべて独り占め。1日1個、我慢できなくてたまに2個という生活を続けた結果、もう飽きたのです。紅芋、もう飽きた!
8年経った今も、気持ちは変わりません。しかし、そんなことはいっていられません。カレーの袋をパッケージから取り出します。
おやっ。重い……。手にずっしりくる。
※イメージです。
具だくさんなのか……?
でもなー、わたし紅芋もう飽きたしなー。紅芋たくさん入っていても困るなぁ。なんて思いながら、いざ開封。
あれ? 紅芋が見当たらないぞ?
紅芋タルトと同じ、紅色の芋がゴロゴロ入ったカレーを想像していた筆者。
パッケージにも「沖縄県特産の紅芋とカレーの劇的な出会い。紅色と黄色のコントラスト。」という記載があったはずです。
裏面にも、断面紅色の芋の写真をドーンと載せてあったではないですか。もしかして……裏切り!?
「紅芋はどこ? 紅色の物体が見当たらない」と、迷子になった幼い子どものように切なく不安な気持ちになる筆者。
とりあえず、ルーをスプーンですくってみます。
すると、ルーにプツプツと浮かぶものが。
! 分かった!
細かく潰された紅芋が、長い時間を経てルー色に染まってしまったのでしょう。
紅芋とルーが交わった直後は、紅色と黄色が美しいコントラストを織りなしていたのかもしれません。納得、納得。
※ 真相は知りません。
おや?
それまで、すっかり紅芋に気を取られていた筆者は、ここでやっと肉らしきものの存在に気付きました。
紅芋カレーのなかで、明らかに紅芋より目立っているこのお肉。
牛肉でも豚肉でもなさそう……、何の肉だ?とパッケージを見返す「トロトロソーキ(豚ばら軟骨)も入っています。」という文言が。
トロトロ……ソーキ? 沖縄名物ソーキそばのソーキ? ほとんど骨で成り立っているソーキ?
あぁぁあああああ……筆者はソーキが苦手。というか、沖縄料理全般が苦手ということを思い出しました。
でも、ソーキ食べないわけにはいきません。
意を決して、パクッ。
感想「このお肉、沖縄っぽくて無理だ(当たり前)」
ルーもすすってみます。
感想「甘くない。紅芋っぽさは1ミリもないけど、サッパリした感じ。これも沖縄っぽくてイヤ」
食後しばらく、舌に不思議なピリッと感が残っていました。
ということで、今回ご紹介した紅芋カレーはお家で手っ取り早く沖縄を感じたい方にオススメのカレーでした。
紅芋感はないけれど……、沖縄感溢れる味・風味なので、沖縄料理が好きな方は満足できるのではないでしょうか。どうぞお試しあれ!
沖縄料理は食べたくないけど、沖縄には行きたいな~(心の声)。
紅芋カレー
¥ 540 / 箱
内容量:1箱あたり200g
味 ★★★☆☆
辛さ ★★☆☆☆
沖縄ぽさ ★★★★★
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