「おいしい」を酒られない。これこそ日本文化が生み出す奥ゆかしさ

「をかし」という言葉を日本人は大事にしてきました。直接的な表現ではなく、余計な手間や言い回しを挟むことで奥ゆかしいとする、これは日本の誇るべき文化です。

そんな日本の文化を体現した「美酒カレー」を今回は紹介します。

カレーで見出す奥ゆかしさ

カレーといえば、多くの人々が知っている通り、「かくし味」がキーになります。一般的には、はちみつやりんごなどが用いられていますが、「酒」の魅力を知っている人はいるでしょうか?

ワインやビール、ブランデー、ウイスキーなどは他の料理でもよく用いられます。カレーにおいては「日本酒」と相性がいいのです。

なぜ日本酒がいいのか? 日本酒は米からの醸造酒であり、米本来の甘味があります。そんな日本酒を用いてカレーを作ると、くどい甘さではなく、野菜や日本酒が元来持つ爽やかな甘味を醸し出してくれます。そして飲み込んだ後にはそっと日本酒の香りを感じるのです。

日本酒×カレーで「和」の心?

「和を以て貴しと為す」と聖徳太子が伝えたように、日本は「和」を重んじる文化が大事にされてきました。ただ全てを「同」じにするのではなく、協力や協調のような引き出し合う関係が求められてきました。日本酒でカレーを煮込むことで、協力や協調関係が成り立つのです。またその引き出し方も前面に出すのではなく、表面的には感じきれない奥ゆかしい香りや甘みを、そっと醸し出します。

そろそろ日本酒で煮込んだカレーを食べたくなってきたのではないでしょうか? しかし「日本酒の適した分量はわからないし、作る手間が面倒」という方も多いことでしょう。そこで今回は、取り寄せて食べられる日本酒の仕込みのカレー「美酒カレー」をご紹介!

美酒カレーの紹介

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直接的に表現せずに、日本の美酒の奥ゆかしさを伝えるのがこの「美酒カレー」。広島県、酒の都といわれる西条町で醸造した西条の日本酒は、灘・伏見と並ぶ日本三大銘醸地のひとつで醸造された日本酒です。パッケージは産地である西条町の、日本に数カ所しか残っていない「なまら壁」をデザインしています。

果たして筆者の期待に応えてくれる味だったのか?ですが、端的に言えば、「うまい」。なにが「うまい」のかといえば、やはりまずは香りです。ほんのりと香る日本酒の香りは上品な奥ゆかしさを感じます。そして「和」が達成されている。

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この「美酒カレー」にはもう一つの特徴として、同じ東広島市安芸津の赤土で作られたまる赤じゃがいもの、高デンプンの素材本来のホクホク感があります。まる赤じゃがいも日本酒も甘みが出るのですが、この2つの甘味はそれぞれを邪魔しあわない。それはまさに協調や強力といえるでしょう。この「和」を、日本文化を、体現したカレー、ぜひ試してみてください。

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料金も¥540(税込)とそれほど高くない。ちょっとリッチな味を試したければプレミアム版¥620(税込)をぜひ。

日本人の奥ゆかしさが、いっぱい詰まった「美酒カレー」は以下からどこでも買えます!

この機会にぜひ一度試しあれ。

 

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ひろしま夢ぷらざ

【参考】

http://bishucurry.okoshi-yasu.com/

 

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