日本全国、47都道府県のうち大阪府と山口県以外では地元で飼育されたご当地和牛が存在します。
「神戸牛」「松坂牛」「近江牛」といった有名な和牛は聞いたことがある方も多いと思いますが、実は全国で約130種もの和牛が存在するんです。(※1)
その中でも今回は鳥取和牛の特徴についてご紹介します!
紹介されても食べられないし、鳥取まで行くのは大変だよ……。って方のために、誰でも・簡単に・すぐ・お手頃価格で楽しめるご当地カレーのご紹介も最後にさせていただきます!(これがまた美味しい……!)
■そもそも和牛って?
日本国内で売られている肉には大きく分けて、「和牛」「国産牛」「輸入牛」の3種類あります。(※2)「輸入牛」は、海外で生まれ育てられ日本で加工されたお肉。「国産牛」は海外で生まれ日本で育ち加工されたお肉。そして「和牛」は日本で生まれ育ち加工されたお肉を指します。
海外に比べ大量生産が難しい「和牛」はその分価格が高くなりやすいですが、その分日本人の舌にあったお肉が多いのではないかなぁと思ってます。
実は和牛の中でもさらに種類が分かれており、「黒毛和種」「日本短角種」「無角和種」「褐毛和種」があるんですが、和牛の約95%が「黒毛和種」であり、鳥取和牛も「黒毛和種」に分類されます。(※2)
■鳥取和牛の特徴!
「黒毛和種」の特徴は、“霜降り肉”から想像されるような、しっかりした肉の味と舌の上でとろけるような甘味のある脂肪が合わさった、いわゆる高級肉のイメージが当てはまるお肉です。
鳥取和牛も「黒毛和種」に含まれますが、一番大きな特徴は「オレイン酸」なんです。
「オレイン酸」は“不飽和脂肪酸”の内の1つなんですが、融点が低いため、口溶けがよく常温で液体になるほど溶けやすく風味が豊かに感じるといった特徴があるようです。(※3)柔らかな食感はここからきているのでしょうか。
……ただ、いくら説明されても食べてみなきゃ分からないよ、っていうのが大多数な意見ではないかと思います。
と、いうわけでご用意しました。簡単に味わえる手段を……!
■プルップルだよ、鳥取和牛カレー!
生肉を取り寄せても、調理で失敗したらどうしよう……。そんな心配がいらず誰でも簡単に調理ができる「鳥取和牛カレー」。
安い……!
もちろん調理方法は簡単、レンジでチンオンリー!
「バラ肉状態の鳥取和牛がこれでもか!」という程入っていてとっても贅沢。
それより何より驚きなのは、袋から出している時から分かる“プルプルさ”
プルプルプルプル。
最初は温めが足りなかったかとヒヤヒヤしたんですが、そうではないんです。
これが鳥取和牛パワーなんでしょうか?
お肉以外に具は見当たらず、まさに鳥取和牛を味わうためのカレーですね。
プルプルさせながら食べてみると、見た目通りのまろやかな食感! お肉もバラ肉なのでしっかりとした食感はありつつもホロホロと崩れて消えていく柔らかさ。
全く嫌な感じがしないコクのある脂の甘みが口に広がり、後味にはさっぱりとした甘みが残ります。野菜の甘みかな?と思ったら、“梨ワイン”を使用しているんだとか!
パッケージにも書いてはあるんですが気付かなかった……。梨の味は感じないですが、後味のさっぱりした甘みはきっとこいつのおかげですかね。
ただ、このカレーは見た目のプルプルさとは裏腹に(?)少しピリ辛。それもまた程よい刺激でごはんが進みます!
いやー。離れた県の牛をこうやって簡単に食べれるなんて、なんていい時代でしょう。
ただレトルトカレーって200gしか入っていないのが寂しいですよね。鳥取和牛カレーならあと2杯はいきたい。
カレーの味 ★★★★★
辛さ ★★★☆☆
プルプルさ ★★★★★★
【参考】
※1 和牛の種類 – 黒毛和牛どっとこむ:http://xn--0tr555cxse3z5c.com/basic/type/
※2 和牛」と「国産牛」の違い | 違いがわかる事典:https://chigai-allguide.com/%E5%92%8C%E7%89%9B%E3%81%A8%E5%9B%BD%E7%94%A3%E7%89%9B/
※3 県内産牛肉の脂肪酸組成向上にむけた取り組み :http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/866702.pdf
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