インドで人気の、サグカレーをご存知ですか? 筆者は自宅の近くにある、インドカレー屋(食事中やたらと辛い? 辛い? と聞いてくるインド人スタッフが3人いる店)でたまに食べているのですが、なかなか日本人には馴染みがなさそうなカレー。
今回紹介するのは、300店以上のカレー提供店舗が密集する東京神田で、年に1度開催される「神田カレーグランプリ」の第2回優勝店、「マンダラ」の提供する「サグチキンカレー」です。
「サグ」とは「ほうれん草」という意味なのですが(※1)、ほうれん草のカレー……なかなか想像しづらい味ですよね。ほうれん草! というストレートな味ではなく、本当にほうれん草を中心にしているのか疑いたくなるコクと、スパイスの効いたちょうどいい辛さが特徴的なカレー。
お店の味を再現できているのか? 実際にサグカレーを食べたことのある筆者が試してみました。
■ほうれん草たっぷり!
品質表示を見ると、一番上に記載されているのはほうれん草。食品表示法では、使用した重量の割合の高い順に表示することが義務付けられています(※2)。ということは、ほうれん草がしっかり使われた本格的なサグカレーであることがうかがえます。これは期待ができでそう。
■グリーンカレーとは違う「緑色」
はい出来ました。緑です。緑のカレーで馴染みのあるグリーンカレーとは異なる、少し深い色味が特徴的です。いつもお店で食べる時は、もう少し明るい緑だったような。初めての人はきっと「沼みたいだ」と驚くのでしょう……。
ほうれん草の味をイメージして口に含むと、そのコクと辛さにおそらく再び驚きます。ほうれん草を感じるのは後味にほんの少しだけ。ほのかな甘さを感じることができるので、「辛いのはちょっと……」という方も安心です。
お肉も大きいのが嬉しいところ。スパイスが効いていてジューシーで、パサパサ感は一切感じません。ただそこまでたくさん入っているわけではないので、お腹を空かせた男性には物足りないかも。
そしてこのカレー、ナンとの相性が抜群に良さそう。
もし白米で食べるのであれば、ご飯は固めに用意することをオススメします。
■買うだけの魅力はある?
お値段は300円程。サグカレーってどんなカレーなんだろう? と思った人にオススメできる、手を出しやすい価格と本格度。スーパーでの取扱もあるようなので(安心のS&B食品!)、手に入りやすいのも助かります。
スーパーで見つけたときには、是非手にとってみてください。
カレーの味 ★★★★☆
辛さ ★★☆☆☆
インド感 ★★★☆☆
【参考】
※1:インドではからし菜等をサグと呼ぶそうなので、「サグ=ほうれん草」ではない場合もあるようです
※2:消費者庁「知っておきたい食品の表示」(PDF)http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syoku_hyou_all.pdf
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