このまろやかさ、反則。もはや“シチュー”な「青森 嶽きみカレー」!

はい、今回食レポを担当するのは、念願の地元発レトルトカレー! その名も『青森 嶽きみカレー』です!

あれ?とうもろこしのホール缶ですか?と、一瞬疑いたくなりますが、これはカレーです。とうもろこしを使ったレトルトカレーです。

そもそも『嶽(だけ)きみ』というのはですね、

つがる弘前農業協同組合によって商標登録された、商品価値が高く甘くておいしいとうもろこしのこと。津軽地方ではとうもろこしのことを“きみ”と呼ぶことから、この名があります。

筆者も地元・青森に住んでいたころ、夏場は母親に嶽きみを茹でてもらい、おやつとして食べていました。

そんな思い出深い食材がレトルトカレーになったなんて、これは食べずにはいられませんよね! それでは早速食べていきましょう!

 

■パッケージを開けるとそこはなんと…!

……!?

シチューと見間違う色合い。具材もベーコンの細切れとコーンしか見当たりません。

いや、色・見た目だけだと信じ、原材料をチェック。

大概のカレーって、原材料名にカレー粉やスパイスが含まれているのですが、

筆者の記事「津軽を唸らせる!? ボリュームたっぷり沖縄石垣牛カレー」より
出典:筆者の記事「津軽を唸らせる!? ボリュームたっぷり沖縄石垣牛カレー」より

青森嶽きみカレーには、そのような材料は一切含まれていないようです……。

スパイス類の代わりに含まれているものは、「○○ペースト」といったものや、牛乳などのマイルドな食材ばかり。

「もしかしてこれはカレーではなく、本当にシチューなのでは!? 」と一抹の不安を感じずにはいられません。

とにかく、自分の舌で確かめてみることにします。

 

■実食!

見れば見るほどシチューですが、とりあえずいただきます。

……結論として、これはシチューですね。(笑)

カレー特有の辛さがなく、マイルドでまろやかな味がします。辛くないルー、小さめに切られたベーコンと甘い嶽きみ……まるで子ども向けに作られたかのようなカレーですね。

ですが、さすが嶽きみと言わんばかりのコーンのプチプチ感は食べ応えあり。実がしっかりしているおかげか、とても楽しい食感です。子どもの頃の思い出と変わらない味に、ノスタルジーを感じながら食べ進めました。

ごちそうさまでした。

 

 

 

■総評

味            ★★★★☆

辛さ           ☆☆☆☆☆

カレーとしての完成度   ★☆☆☆☆(すみません、農協の方々…)

正直、カレーとしては物足りない印象でした。

ただ別の食べ物として捉えれば、まろやかなルー、コーンのプチプチ感など、なかなか楽しめる美味しいレトルト食品と言えるのではないでしょうか? 小さなお子さんにも食べさせられる優しい味わいでしたよ!

★このカレーの相棒に、つがるロマンはいかが?★

サトウのごはん 青森県産つがるロマン5食パック(200g×5P)

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