超一流レストランのカレー。美味しいに決まってます。そんな最上級のカレーを、敢えて“カレーうどん”にして食べてみたいと思ったことはありせんか?
はい、筆者は食べてみたいと思いました。なぜなら、こんな一流レストランでカレーうどんなど、絶対に食べられないから。
そんなこんなで、かの有名な東京・青山の超一流レストラン『Casita(カシータ)』が贈るレトルトカレーとうどんを混ぜ、“オリジナルカレーうどん”として食してみました。
■青山の超一流イタリアン「Casita(カシータ)」のすごさ
聞いたことがない、行ったことがないという人に、この「カシータ」というお店を簡単にお伝えしましょう。某口コミグルメサイトで非常に高い点数を獲得し、全国87万店の飲食店を網羅するサイト内でTOP5000に入る、名店中の名店です。(2018年9月現在)
カシータの現・総料理長は秋田和則氏。パッケージ裏によると
イタリア ピエモンテ州で星を獲得したレストランをはじめ、北部を中心に修行後、アルトアディジュ州にて料理長を経て帰国。帰国後は各イタリアン有名店で料理長としての経験を積む。その後、Casitaグループを運営する株式会社サニーテーブルへ入社、本店である青山・表参道Casitaを中心に、料理用として就任、現在に至る。
こんな華やかな経歴の方が作るカレーです。美味しくないはずがありません。
■そんなすごいお店のすごいシェフがつくる絶品カレーを食べてみる。うどんで
で、食べてみました。こちらの『東京・青山 Casita ITALIAN VEGETABLE CURRY』。
もちろん、この写真のようにご飯とは食べませんよ。
ライスではなく、うどんで。
この組み合わせです。
作り方は簡単。コンビニで売っているうどんを電子レンジでチンします。
封を切ると、うどん特有の小麦の風味が広がってきました。
そして、このカシータのカレーをかけてみます。
具材も大きく、想像以上に映えますね。
これをぐちゃぐちゃに混ぜてみました。もちろん、ルーをうどんにしっかり絡めるためですよ。ストレス解消のためにぐちゃぐちゃに混ぜているわけではありません。
盛る器がだめだったのか、焼うどんみたいな風貌になってしまっています。
ちなみにこちらがお肉。小ぶりですね。
これはにんじん。煮崩れしておらず、好感度が上がりました。
見た目は、正直どのレトルトカレーもそこまで大きくは変わらないので、次にお味のほうを。
まずルーの香りを嗅いでみました。ファーストインプレッションは想像よりもスパイシー。
実際に口に含むと、スパイシーななかにも心地よい酸味を感じさせます。
さらに憎いのが、この酸味がうどんの(炭水化物を最上級の糖分に変換させた)甘味と絶妙なバランスを出してくるところ。
これはカレーというより、とろみも残した絶品スープと言うべきかもしれません。
具材も一口大のじゃがいもとにんじん、豆、なすがほど良い食感を出してくれているのですが、特に個人的に好きなのが“なす”。
カレー特有の酸味となすの旨味の絡みあいは、まさに絶品でした。
■総評
辛さ ★★★☆☆
気持ち辛いのが好きな人にはベストな辛味です。
うどんとの相性度 ★★★★☆
辛味や酸味と、うどん特有の炭水化物の甘味がベストマッチ!
おしゃれレストランのカレーをうどんで食べたい人向け ★★★★★
過去最高に品のあるカレーうどんでした。
ちなみに……うどんもいいけど、やっぱりライスでも食べたくなったので、結局うどんとライス両方で食べちゃいました。
もちろん、お米の甘味、旨味とのルーの辛味とのマリアージュは間違いなかったです。
お洒落なレストランのレトルトカレーで、カレーうどんを作ってみたいと思ったチャレンジャーな方は、ぜひこのカシータのレトルトカレーでトライしてみてください。