風邪をこじらせてここ2週間ほど咳がとまらない筆者。鼻をかみ過ぎて嗅覚が若干やられ、そして味覚も少々おかしくなっています。それでもレトルトカレーを巡る旅は続きます。
だって、カレーが好きだから。
「病気の時は消化のよいものを」
そんな世間の一般常識的な言葉を一蹴し、「病にこそカレー!」派が増えていくことを願いつつ……本日もカレーを食してみたいと思います。
■完全無添加がポイント「豆乳レモンチキンカレー」
今日レビューするカレーは『豆乳レモンチキンカレー 中辛』。株式会社結わえるという会社が販売している完全無添加で可能な限り国産材料にこだわった“体に優しいカレー”です。病で体力が落ちている筆者にもってこいじゃないですか!
今回のカレーで注目すべきはやはり豆乳とレモン。パッケージ裏面によると、豆乳は割合多めのよう。控えめですが、レモンピールも入っていますね。全体的に馴染み深い食材が使われているようで、安心感があります。
さらに注目したいのは、「もっちもちの寝かせ玄米®によく合う」という一文。
普段、玄米生活を送っている筆者。ならばご飯もこだわっていきたいとのことで……
■今回は栄養ぎっしり「発芽玄米ごはん」でいただきます!
レトルトカレーにはレトルトご飯が鉄則ですが、今回はもちろん“レトルト玄米”をチョイス。用意したのは株式会社JA 加美よつばラドファの『金のいぶき 発芽玄米ごはん』です。
パッケージに“栄養ぎっしり”とあるように、何やら体に良さそうなもの(ギャバや食物繊維など)がこのパックからたくさん摂取できるとのことで、ありがたい限り。
このレトルトカレーレポを書き始めて初の“玄米ご飯”、しかもこだわりの“発芽玄米”ということで、今回はご飯にも期待がもてそうです!
■玄米ご飯 vs 豆乳レモンチキンカレー
まず最初に発芽玄米を温めます。そしてご飯をお皿に盛って、その上にカレーのルーをかけてレンジでチン。
ルーは割とさらっとした感じ。見た目の色も、豆乳がベースとなっているためかクリーミーな印象です。レモンの影響(?)で少し黄色っぽい感じもします。
ですが、レモンの香りが……よく分からない。(嗅覚がやられているから)
いやいや、レモンは味わうもの! 気を取り直して、まずはルーを食べてみます。
……レモンの味がしない……。(なぜなら味覚がやられているから)
もう一口食べてみます。
あめ色に炒めた玉ねぎも、あの甘味を感じられない……。豆乳のコクも……辛うじて感じられるような。国産の鶏肉も、歯ごたえは感じられるものの、コクを全く味わえない。
えっと……じゃあ、ご飯は?
何口か味わってみると、プチプチ&もっちりとした玄米の食感が一粒一粒感じられて美味しい……。
ご飯、美味しい。
病身でカレーを食した結果、筆者は2つの結論に辿りつきました。
一. 風邪の日にカレーを食べても十分に味わえない
二. ご飯はいつでも美味しく食べれる
三. カレーは五感で味わうもの
■総評
辛さ ★☆☆☆☆
見た目 ★★☆☆☆
体力回復度 ★★☆☆☆
いくら健康派のカレーでも、風邪のときに食べたら十分に味わえないことがわかった今回。
正常な舌で、鼻で、体に優しい豆乳レモンチキンカレーの味を試してみたいという方、ぜひ食レポお願いいたします!
【参考】
結わえる カレー レトルトパック 豆乳レモンチキンカレー(10個セット)