今回ご紹介するのは、株式会社オリエンタルが発売する『三河赤鶏 肉味噌カレー』。
このカレーを記事にするにあたって、発売元の会社のことを調べたところ、面白いことが分かりました。創業70年と歴史ある会社ですが、売るための創意工夫がすごかったのです。
そこで今回は、発売元の株式会社オリエンタルの“販売戦略”とともに『三河赤鶏 肉味噌カレー』をご紹介します!
創業70年。「株式会社オリエンタル」は歴史ある会社
1945年11月に、星村益一郎さんが名古屋市にオリエンタル即席カレー製造を個人創業。8年後の1953年に現在の『株式会社オリエンタル』に組織変更したそうです。その8年後の1961年には販売部門を分離して、『株式会社オリエンタル洋行』を設立。
創業当初から、業績が好調で規模を順調に大きくしていったことがわかります!
その秘訣とはどのようなものなのでしょうか? 筆者なりに紐解いてみました。
創業時、販促グッズで知名度を上げた!
販促グッズやプレゼントに当初からかなり力を入れていたようです。創業後16年で販売部門を切り離して独立させているので、販売にはかなり力を入れていたのでしょう。
公式ホームページをみると、昭和の時代から腹話術人形(!)、針セット、コーヒーカップ、メジャー、ドライバーセットなどを作っていたということが写真ともに紹介されています。宣伝活動用や宣伝としての配布用として使用していたようですね。
今回紹介する『肉味噌カレー』にも、プレゼント特典が! オリエンタル坊やというオリジナルキャラクターのキーホルダーやゴールドスポーン、オリジナルバンダナが当たるそうです。外箱・外袋のオリエンタル坊やを3個枠内に貼り付けると応募できるとのこと。
また、グッズだけではなく、CMも。昭和30年代にCMで放送されていた『オリエンタルカレーの唄』は、なんとレコード化までされたそうです。レコードというところが時代を感じますね。YouTubeで調べてみると聞くことができます。昭和の歌謡曲風のすばらしい歌でした。
創業当初から、宣伝・販売活動に特に力を入れていたことが分かりますね!
現在はSNSと店舗展開
現在でも周知活動の精神は引き継がれているようで、株式会社オリエンタルはTwitterとFacebookで情報発信を行っているようです! Twitterでは、『オリ坊』というアカウントで、LINEスタンプ風のオリエンタル坊やのイラストを公開! ラフな手描きのイラストなのですが、じわじわくるテイストです。ぜひチェックしてみてください! Facebookでは各地での店舗フェア等の案内をしています。
また実は物販だけではなく、レストラン店舗もあるそう! 店舗は中部国際空港1店舗、サービスエリアに3店舗、台湾に3店舗と、なぜか普通の立地には出店していない模様です。
商品を使ったレシピを紹介しているのですが、そのレシピの数が多い! “レトルトカレーを使用したレシピ”だけでも11個紹介されています。そのほかにも“カレールウを使ったレシピ” などたくさん紹介されているので、カレーが余ったときなどに参考になるかもしれません!
このように、創業当初から現在にわたって、販売活動に工夫を重ね、現代まで生き抜いた会社ということが分かりました!
本題の「肉味噌カレー」はどうなの?
先に紹介したように、販売元の株式会社オリエンタルは愛知県にて創業。そのため、名古屋の味を主題とした商品が充実しています。『肉味噌カレー』もそのうちのひとつです。
三河赤鶏の挽肉を、カクキューの八丁味噌やみりんなどの調味料で煮込み、香り高いスパイスをブレンド。味わい深い芳醇なカレーに仕上がっているとのことです。
ご飯だけでなく、うどんやパスタなどの麺類とあわせても、おいしくいただけるとのことです。
中袋には可愛い(?)オリエンタル坊やの絵が印刷されてあります。
今回はご飯で実食。カレーには、ひき肉がたっぷり。味噌がカレーをマイルドに仕上げ、辛さはほぼなし。小さく刻まれた玉ねぎ、トマトとタケノコが具材です。たけのこは口の中でシャキシャキといい歯ごたえです。
■総評
発売元力:★★★★★(Twitterアカウントは思わずフォロー♡)
辛さ :☆☆☆☆☆(辛さゼロ!)
価格 :★★★☆☆(普通かな!)
創意工夫で創業後70年たっても、なお輝いている株式会社オリエンタルの『肉味噌カレー』、ぜひ食べてみてくださいね!
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