突然ですが、「ひよこ豆」と聞いて何を思い浮かべますか?
筆者のまわりにはベジタリアン(肉・魚を食べない)やヴィーガン(乳製品、はちみつ、ゼラチンも食べない)の友人が多いのですが、ひよこ豆は植物性で栄養価が高いことからもベジタリアンの人や健康志向の方に親しまれています。
かくいう筆者もこのひよこ豆をペーストにした中東の伝統料理「フムス」が大好物だったりします♡
そもそも「フムスって何?」という方へは最後にフムスとその美味しい食べ方をご紹介しますのでチェックしてみてください。
さて本題、レトルトカレーレポ第4回目の今日は、このひよこ豆がふんだんに入った「チャナマサラカレー」をご紹介します。
■インド老舗食品メーカーの「100%天然素材」レトルトカレー
今回のチャナマサラカレーを製造しているのはMTR社。
パッケージ裏にこの会社の歴史と説明がこのように英語で書かれているあたり、何かこだわった会社であることを感じさせます。
調べてみると、「設立は1924年で本格的なインド料理やベジタリアン料理、インスタント料理を手掛けるインドの老舗食品メーカー」でとあり、防腐剤、化学調味料、着色料も不使用で100%天然食材にこだわっている結構真面目で質にこだわる会社であるようです。(※1)
因みに、「マサラ」はご存じの方も多いと思いますが、“香辛料”です。「チャナ」は“ひよこ豆”です。
ひよこ豆は日本豆類協会によれば、食感が栗に似てホクホクしていることから「くり豆」とも呼ばれており、インドが世界の生産量の2/3を占めているそうです。(※2)
因みに、日本では生産はされていないようです。
■入れすぎにも程がある!? その数ざっと40~50個、大量のひよこ豆!
インド好きの筆者だけに、このカレーにナン風のパンが欲しくなり、ピタパンっぽいポケットブレッドを紀伊国屋で買ってきました。
さぁ、食べる材料が揃いましたよ!
いつものようにレンジでチンしたごはんをお皿に用意しまして、湯銭で温めたレトルトパウチの封を切ってみると……。
パッケージを見た限り、ひよこ豆の主張が半端ないのである程度予想はしていましたが、注いでビックリ……!
ゴロゴロゴロ……と出るわ、出るわ、大量のひよこ豆が! その数ざっと40~50個はありました。2人前とは言え、ひよこ豆の数にただただ圧倒です。
MTR社サービスしすぎ!
■辛さはインド人レベルの「Medium」だった!
パッケージにある辛さマークを見てみると「Medium」とあったので、何の抵抗もなくパクっと一口食べてみたところ、
ん?
ん、ん??
か、辛いんですけど……!!
この辛さを表現するならこんな感じ

と言いたいところですが、
実際の感覚としてはこんなリアルな衝撃が舌と喉の奥に走りました。

ですが、重要なポイントは“バカみたいに辛いカレー”ではないのです。
質にこだわるMTR社が作っているだけあって、コリアンダー、フェネグリークなどの本格スパイスの美味しさがしっかり立っていて、辛さの後にミントリーフの爽やかな香りがスーッと入ってくるなど、スパイスのバランスがよく、インド人が食べてる本格派カレーなのです。
100%天然食材なので、辛さのパンチはあっても身体に優しく、2人前食べても身体が軽かったです。
筆者のヴィーガンの友人にもおすすめしたい、レトルトカレーの域を超えた本格カレー、ぜひお試しください!
<おまけ>

フムス(Hummus)とは・・・茹でてペーストにしたひよこ豆ににんにく、練りごま、オリーブオイル、レモン汁、塩などを混ぜたもので中東で親しまれている料理です。ピタパンや食パンなどにつけたり、野菜のディップにして食べるのがおすすめです♡
【参考】
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