今回ご紹介するのは、S&B発売の「プレミアム フォン・ド・ボー ディナーカレー」です。
パッケージも、黒を基調に金文字でタイトルが刻印されていて、高級そうに見えます。
パウチも金色です。値段は440円（税別）で、レトルトとしては少し高めの部類に入るかもしれません。
パッケージ裏には
“国産の仔牛の骨と肉、香味野菜を丹念に煮込んだ国産フォン・ド・ボーをベースに国産ソテー・ド・オニオンの甘み、フランス産発酵バターのコクを加えた上質で深みのある大人の逸品。赤ワインに浸け込み、やわらかく仕上げた厚切りリブロースと芳醇な欧風ソースとの相性をご賞味ください。”
とあります。説明文前半はルーについて、後半は肉についての、商品のこだわりが感じられます。
1. ルー ★★★☆☆
フォン・ド・ボー（仔牛の出汁）をベースにしており、上記の通り、商品のセールスポイントです。
若干ルーの量は少ないように感じました。これは具材に容量がとられているためであり、“ルーと具材併せて内容量200g”という普通の分量なので、ルーが少なめになるのも仕方ないかなと思います。
ただしルーは出汁ベースのため、量に比べて味はしっかりとしており、ご飯の分量（レトルト品200g）にもちょうど合うくらいになります。
2. 具材 ★★★★☆
本品の特徴は具材がたっぷり入っていることだと感じました。
パッケージの原材料名以外の箇所には特別言及がなかったので、食べたときに肉ではないものが入っていて少し驚きましたが、その正体はマッシュルームでした。マッシュルームが4切れ、そして肉が5切れ入っていました。
マッシュルームは一本丸ごと入っており、肉もマッシュルームと同じくらいの大きさのものが入っていますので、食べ応えを感じることが出来ます。
特に、レトルトカレーとしては、ここまで大ぶりの具材が入っているのはあまりないのではないでしょうか？ 肉はかなり煮込んであって、柔らかいです。
レトルト食品としては十分合格点だと思いました。
3. 辛さ ★☆☆☆☆
S&Bの表示は「お子様、1～5、HOT」の7段階となっていますが、そのなかで本製品は“4”とあり、中辛表示となっています。しかし、体感的には辛さを感じませんでした。
どちらかといえばビーフシチューのよう。とはいっても、売りとして出汁を前面に出しているので、辛さはあまり必要ないとも思いますので、辛さを押し出さなくて、むしろ正解と思います。
4. コスパ ★★★★☆
レトルトしては高めのラインになるでしょう。しかし、具材はたっぷり入っているので、それを加味すれば妥当なお値段ではないでしょうか。
【成分】
栄養成分表示 1食分(200g)あたり
エネルギー 270kcal 炭水化物 17.6g
たんぱく質 14.8g 食塩相当量 2.9g
脂質 15.6g
【販売元】
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S&B プレミアムフォン・ド・ボー ディナーカレー 中辛 90g×2個
