レトルトカレーとレンジでチンするインスタントご飯があまり好きではない、手作り料理推奨派の筆者。
33年の人生において、レトルトカレーを食べるのは年に1回あるかないかだったのですが、このカレーションがスタートしてからは月に1回以上はカレーを食べ、レビューしています。
食レポを始めてみると面白いもので、「全国各地の名産品を活用したご当地カレーってこんなにあるのか!」「レトルトっぽくない!美味しい!」と、手作り料理派(しつこい)の筆者も舌鼓をうつ商品もあるのですが、そんな美味しいレトルトカレーにはなかなか出会えません。そして同じようなカレーばかり食べていると、どうしても飽きてきます……。
そこで今回は、勝手に“レトルトカレーをより美味しくするトッピング選手権“を開催します!! カレーションとしても初の試み!(たぶん) ご期待ください!
■キュートなルックスからは想像つかないクラシックなカレー
今回お送りするカレーは『ベルカレー研究所 クラシック~すっきり味~』。スタンダードな味付けの欧風カレーです。実はこのカレー、見た目のキュートさとは裏腹に結構すごいやつなのです。
「カレーを作り続け半世紀のベル食品工業が仕上げたビーフカレーの自信作」とのこと。調べてみると、日本初の固形カレールーを開発した会社(※1)なんだそうです。(メモメモ!)
なんだかほっこりするデザインのパッケージ。愛らしい博士が一生懸命研究していますね!
温め方がちょっと変わっているようです。
中に切れ目を入れ、箱を開けてレンジでチンするとは筆者も初めての体験です。
■いざ実食!クラシックカレーに合うトッピングはどれ?
今回はいたってシンプルなカレーだろうな、と思ったのと、レトルトカレーって具がごろごろ入っていなくて物足りないな……と感じ始めていたので、こんなトッピングを用意してみました。
(案の定、具は少なめ……)
トッピング材料は、味玉、きくらげ、らっきょう、しそきくらげの4種類。
なんだか色味が地味ですね……。
そして、一口で食べにくくなってしまったので、お皿を変えました。(笑)
味玉のまろやかさと絶妙にからみあったり、きくらげがぴりっと辛かったり、らっきょうの酸味がちょうどよくマッチングしたり、しその香りが口の中でふわぁ~と広がったり……。
どれも美味しかったですが、筆者の独断と偏見で、最終的な点数を発表します!
■結果発表!トッピング王決定戦を制したのはどれ?
それでは結果発表です!
(1)味玉・・・80点!
正直合わないはずがないといった組み合わせで美味しかったのですが、味玉本来の旨味がカレーに負けてしまっているのがちょっと惜しかったです。
(2)きくらげ・・・90点!!
これはかなりの高得点です。カレーで味付けされたきくらげの食感にハマりそう!
(3)らっきょう・・・89点!
らっきょうの酸味がカレールーに絡んでこれまた新鮮なのと、やはりあの独特のパリッとした食感がGood!
(4)しそきくらげ・・・75点!
こちらは75点。美味しかったのですが、筆者的には、普通のきくらげの方がカレーには合うかな?と思いました。
どの組み合わせも美味しく、甲乙つけがたい戦いでしたが、筆者としては90点を獲得したきくらげが優勝!
■カレーの総評!
味 ★★★★☆
辛さ ★☆☆☆☆
具だくさん度 ★☆☆☆☆
日本初の固形ルーを開発したなんて初耳度 ★★★★★
あまり辛さやスパイシーさもなく、具も小さくて少なめだったので、少し辛口な総評となりました。ただ裏を返せば、様々なトッピングがハマるので、アレンジレシピにはもってこいのカレーといえるでしょう。
読者の皆さまも、ぜひ様々なトッピングを試してお気に入りのアレンジを見つけてくださいね。ごちそうさまでした!
【参考】
(※1)ベルカレー研究所 クラシック~すっきり味~パッケージ裏面より引用
★レトルトカレーのお供にいかが?★