皆さん、グリーンカレーはお好きですか?
筆者はグリーンカレーが大好きです。今回食レポするご当地レトルトカレーは『伊万里グリーンカレー』。早く食べたい気持ちでいっぱいです。
ですがその前に、「触れてくれ!」と言わんばかりにパッケージに大きく記載されている「グランプリ」についてサラッと触れましょう。
どうやら『NHKきょうの料理クッキングコンテスト 地元盛り上げ部門』でグランプリ、『2015日本農業新聞 一村逸品大賞』で大賞をそれぞれ受賞しているそう。実力派カレーと見えます。
どれほどすごい賞なのかはさておいて、早速『伊万里グリーンカレー』についてお伝えします!
■伊万里焼ってなに?
伊万里焼(いまりやき)は、佐賀県有田町を中心とする肥前国(現在の佐賀県および長崎県あたり)で生産された磁器の総称です。製品の主な積み出し港が伊万里であったことから、消費地では「伊万里焼」と呼ばれるようになったそう。

なるほど、この紫色のパッケージの奇抜なデザインは、この伊万里焼からきていたのですね。
そのほかにも、このパッケージには「佐賀県伊万里市」のいくつもの特徴が盛り込まれているようです。
■「もったいない大賞」とは
さらに調べてみると、農林水産省主催の『食品産業 もったいない大賞』という名誉ある賞を受賞していることも判明! 「伊万里グリーンカレー」は、第2回にて審査委員会委員長賞を受賞したんだとか。三冠達成ですね!
パッケージ裏には「ねぎ宣伝隊」というかわいいキャラクターもいます。地元の小学3年生が制作したようです。裏面には“伊万里グリーンカレーの誕生秘話”の四コマ漫画も描かれていて、パッケージを眺めているだけでも楽しめます。
■実食&感想
それではお待ちかね、「伊万里グリーンカレー」を実食してみましょう!!!
パッケージから紫色のカレーを想像して震えていましたが、グリーンカレーということで緑色ですね。安心しました。
ですがなんというか……不穏な雰囲気を漂わすカレーです。筆者はパッケージを見て一瞬、「ブルーベリー入りのグリーンカレー!? 」なんて思ってしまったほど。紫と緑のコントラストが毒々しいですね。
ともかく一口食べてみましょう。いざ!いただきます。
よく言えば……クセのないサラッとした食べやすいカレーです。お野菜もいろいろ入っています。
ですがグリーンカレー好きの人にとっては、ちょっと違うイメージかもしれません。いわゆるエスニック系グリーンカレーのような独特の風味は薄いです。
ねぎのキャラクターをプッシュしているわりに、実際ねぎはパッケージほどの存在感はありませんでした。逆にねぎが苦手な人には、食べやすいカレーかもしれません。
■総評
味 ★★★☆☆
辛さ ★★★☆☆
ねぎのお味 ★☆☆☆☆
佐賀県伊万里市について味わえた感 ★★★★★
東京在住の筆者にとって、グリーンカレーのイメージは、近所にあるインドカレー屋さんで食べる“サグカレー(ほうれん草カレー)”やタイ料理屋さんのグリーンカレー。
今回いただいたカレーは、イメージしていたグリーンカレーとはちょっと違いましたが、このカレーを通じて、故郷福岡県のお隣・佐賀県は伊万里市を味わえました。時にこのような新たな出会いに郷愁を味わうというのも、また良いものですね。
佐賀県が“もったいない”精神が生んだ新感覚グリーンカレー、ぜひお試しあれ!
【画像】
※ フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」-伊万里焼
【参考】
※ フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」-伊万里焼
※ 伊万里グリーンカレーが「NHKきょうの料理」で放映されます