“しろがねぶた” or “はっきんとん”?宮沢賢治の作品が読みたくなる「いわて白金豚カレー」

今回カレーション編集部がピックアップしたのは、『いわて白金豚カレー』。

突然ですが、「白金豚」って何て読むと思いますか? 筆者はずっと“しろがねぶた”と読んでおり、東京都港区「白金」または“シロガネーゼ”(古い)のイメージから、浅はかにも「高級な味なんだろうな~」と思いながら、食すのを楽しみにしていました。

ちなみに、港区の「白金」の正式町名は“しろがね”ではなく、“しろかね”なんだとか。

 

■さあ、答え合わせ!「白金豚」の読み方は…?

パッケージ裏によると、「白金豚」とは日本の銘柄豚で、またの名をプラチナポークとも呼ぶ、高源精麦株式会社の登録商標のようです。飼育環境に気を配り、丁寧に育てられた「白金豚」は、すっきりとジューシーな肉質でクセのない甘みのある脂身が特徴なのだとか。

ちなみに「白金豚」の名前の由来は、岩手県花巻市出身の宮沢賢治。彼の作品『フランドン農学校の豚』に出てくる一文から「白金豚」=“はっきんとん”と名付けられたそう。

ということで、正しい読み方は“はっきんとん”。“しろがねぶた”じゃなかった……。(泣)

 

■気になる“はっきんとん”のお味は…?

ルーの色は、こっくりと深めな茶色。

ルーの質感は、サラッと滑らか。

はっきんとんと思われる豚肉がゴロゴロと5つほど入っており、大ぶりの角切りにんじんや玉ねぎなど、具材の充実っぷりにびっくりしました。これは満足できそうです。

では早速、“はっきんとん”からいただきます。

「“はっきんとん”うまっ!!!!」

肉質はかなり柔らかく、脂身は少なめ。スジも口の中で簡単に噛み切ることができ、まさに「口の中でとろけるお肉」とはこういうものだと実感。

 

続いて、お肉以外の具材も食べてみましょう。

にんじんは歯ごたえがありながらも主張しすぎず、パクパクといただけます。

そして個人的に印象に残ったのは、意外にも“玉ねぎ”。写真では形状がなかなか確認しづらいものの、甘くてトロットロで美味しかったです!

 

■総評

味       ★★★★★

辛さ      ★★☆☆☆

子供におすすめ ★★★★☆

「中辛」となっているものの、辛いもの好きの筆者からすると、かなり甘めの印象だったため、小さいお子さんでも食べやすいだろうと思いました。

 

“はっきんとん”を知るきっかけをつくった、宮沢賢治の作品に触れながら食べるカレータイムもアリ……?

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