あなたは、1,280億円を生み出したとあるキャラクターを知っていますか?
それは、ご当地ゆるキャラの『くまモン』。
熊本地震からの復興への期待もあってくまモン関連グッズはぐんぐん売り上げを伸ばし、2016年には1,280億円を達成したそうです。
1,280億円のインパクトを生む大物なのに、名刺には「いちおう、公務員です」「撮影可能です 肖像権は申しません」といったキャッチコピーが書かれているそう。そんなお茶目でゆるい雰囲気も、人気の秘密なのでしょうね。
※ ただし2015年3月30日~6月末までは、ダイエット失敗により部長代理に降格
そんなくまモン氏は、初登場から数か月はやせていたらしいのですが、熊本のおいしいものを食べすぎて現在の体型になったとのこと。そんなくまモン氏を、ぽっちゃり系に至らしめた一因(かもしれない)のが……
■くまモンを太らせた原因?「熊本電鉄 チキンカレー」
今回ご紹介する『赤どりの手羽元使用 熊本電鉄チキンカレー』
2014年「地鶏・銘柄鶏食味コンテスト」にて最優秀賞(日本一)
2015年「地鶏・銘柄鶏食味コンテストグランドチャンピオン大会」食肉産業実行委員会特別賞
を受賞した、熊本県産ブランド銘柄鶏『肥後のうまか赤鶏』を贅沢に使用したチキンカレーです。
パッケージ裏面には、熊本電鉄の路線図が。熊本電鉄はなんと明治42年(1909年)に開業とのことで、100年以上も熊本県民の生活に寄り添ってきたことに、歴史の重みを感じずにはいられません。
■開けてみると、予想を(いい意味で)裏切られた!
ブランド鶏が入っているとのことですが、レトルトカレーの常識は「煮込まれすぎて具が小さくなっている」こと。「ブランド鶏なんて、どうせ申し訳程度の量でしょ」と期待せず開封すると…
どどーん!!! え、ごっつい!
なんと、贅沢に手羽元が丸ごと一本使用されております! さすが、あのくまモン氏を太らせた(?)だけのことはあり、セコさを全く感じません!
■いざ実食:赤鶏の「赤」は翼の赤色じゃないのね…?
肉をスプーンで切りとり、すくってみると……
え、まじで赤いんですけど。「赤鶏」の「赤」って羽根の色じゃなかったんですかね。
……もしや、レトルト調理の際に芯まで火が通っていなかったのか。いやいやそんなことは……レンジでチンもしたし。
とりあえずお腹が痛くなるとかはないだろう、と特に考えず食べてみると……!
あっさりしたなかにもコクがある、うまか赤鶏特有の引き締まった肉質と、弾力のある歯ごたえ、そしてきちんと火入れ済みの“THE★地鶏“を楽しめるカレーです。
また、あっさりした鶏肉に合うようにと、ほかの具はひよこ豆だけ。ほっくりした食感が楽しく、優しいお味でした。
うん、普通においしい。
■総評
味 ★★★★☆
辛さ ★★☆☆☆
くまモンの表情の可愛さ ★★★★★
あっさり優しい、自然な甘さを感じられて、気軽に地鶏を楽しめるおいしいカレーでした!
実はこの「うまか鶏」は、ハーブ入りの肥料を食して育っているそうなのですが、ハーブ鶏に多い繊細な香りは感じられませんでした……。
欲をいえば、よりインド風のハーブがたくさん入ったルーであったほうが、それっぽさを感じられたかもしれません。
でもそうすると、もはやおいしい地鶏のインドチキンカレーですね(笑)。
火の国・熊本にお越しの際は、ぜひお土産として「熊本電鉄チキンカレー」を手に取ってみてはいかがでしょうか!
【参考】
※ 日本経済新聞「くまモングッズ 売り上げ1280億円 昨年27%増、復興支援で 」
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赤どりがごろっと入った 熊本電鉄 こだわりのチキンカレー 200g