全国1億2千万人のカレーファンの皆さま、こんにちは。
今回ご紹介するのは、その名も『幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー』。
まず、皆さんが真っ先に気になるのは、“幻のじゃがいも マチルダ”でしょう。
じゃがいもというと、「男爵薯」や「メークイン」などが有名ですが、「マチルダ」という品種を初めて聞く方も多いのでは?
パッケージの写真からも伝わる美味しそうな雰囲気。隠しきれない魅力を持つ、幻のじゃがいも「マチルダ」の魅力に迫ります。
■「マチルダ」とは何者なのか

「マチルダ」の正体は、甘みとホクホク感が魅力の、北海道・十勝めむろ特産のじゃがいもです。無類のじゃがいも好きの筆者は、パッケージ写真を見た時点からよだれが溢れてきました。

そしてこちらがパッケージ裏面。
じゃがいもをとにかくプッシュしているので、カレールー自体はオーソドックスなお味かと思いきや、結構なこだわりがうかがえる原材料です。
カレーに酸味を与えるりんごやヨーグルト、南国的な甘味を出してくれるマンゴーピューレやココナッツミルクなど、個性的なラインナップ。
個人的には、あまり見慣れないしょうがやひよこ豆ペーストなどが気になります。今まで食べてきたカレーのなかでも、一番バラエティ豊かかもしれません。
■いざ、実食!

お皿に盛りつけるとこのような感じ。遠目からでもわかる、じゃがいもの圧倒的な存在感……。ルーの色味は、スタンダードな茶色です。
ですが、じゃがいも以外の具材でそこまで目立つものはありません。“とにかくじゃがいもを楽しむためのカレー”という印象です。
そして、こちらが“幻のじゃがいも マチルダ”。

スプーンの上にこれだけ乗せても、ルーにはまだまだじゃがいもが。これはまるまる1個分入っているのではないでしょうか?
さて、冒頭で「甘みとホクホク感が特徴のマチルダ」とお伝えしましたが、予想をはるかに超えるホクホク感でした。ホクホク感もありますが、肉質がきめ細かいので、咀嚼しているとだんだんなめらかでクリーミーな味わいになってきます。これは新感覚かもしれません。
ルーのお味はというと、たくさんの原材料が入っているから個性的な味じゃないかと思っていましたが、意外にも正統派なカレー。じゃがいもの味としっかりとマッチしていて、飽きのこない味わいです。
■総評:「マチルダ」の良さを存分に生かしたカレー
カレーの味 ★★★★★
辛さ ★★★☆☆
じゃがいも感 ★★★★★★
じゃがいも感はもう★6つです。気になるお値段は税込み350円! ご当地カレーのなかでは、かなりお安い部類だと思います!
幻のじゃがいも「マチルダ」を使った味わい深いカレー。ぜひご賞味あれ!
【参考】