筆者が今回レビューするカレーは、『信州発 福丸チキンカレー』!
パッケージはこちら。
信州発の“美味しいブランドチキン”というキャッチコピーに、美味しさへの期待が高まります。
■2種類のブランドチキンが味わえる贅沢カレー
パッケージの説明によると……、
“福丸チキンカレーは、信州を代表する福味鶏と真田丸のおいしいチキンを使用しています。
福味鶏は徹底した品質管理体制で「新鮮・美味・安心・安全」の柔らかい肉質が特徴です。真田丸は、肉質が良く歯ごたえのあるジューシーな鶏肉です。”
とのこと。ちなみに、下のお写真が福味鶏です。

JA長野県の紹介によると、
“信州福味鶏の特徴は、なんといっても肉質がやわらかいことに加えて、低カロリーで高タンパクであること”
だそうです。
そして、こちらが真田丸。

真田丸は長野県上田市で生産されている地鶏で、
“農林水産省「食鳥流通統計」(2012年)を見てみると、地鶏の多くが含まれている「その他の肉用鶏」の出荷数は、全体で約1%程度しかありません。”
とあります。全国の出荷数のたった1%のうちの一品種ですから、かなり貴重で高級なブランド鶏のようです。
どちらもレアなブランド地鶏のようで、食材は★★★★★ですね! 期待は高まる一方です。
■いざ実食!だけど、何かが足りない…
では、実食へと移りましょう。
パッケージを開けると……
「魔法の“辛い”スパイス」と書かれた小袋が!
※ 全部入れると「激辛」です。量にご注意!
と丁寧なただし書きまで……。辛いものが苦手な筆者は、様子を見ながら入れることにしました。
ただ、味にアレンジが加えられるのはちょっと嬉しいですよね!
ルーは、スープカレーのようにシャバシャバしています。そしてちょっと油が浮いています。地鶏の油分でしょうか?
そして、最後にお肉がどーーーーーーん!めっちゃでかい!!!
まさかの骨付き鶏肉が丸ごと1本と、大きな塊が1つ入っています。レトルトカレーでこのお肉のボリュームだと、かなりお得な感じがしますよね。
まずルーだけ一口!
ん?????? 見た目よりも味が薄い気がしますね……。
鶏のエキスとバター風味が相まって、味はすごくまろやか。スープカレーとしては、食べやすい。
でもコクが足りない……ような気がする……。
あ、なるほど。ここでアレの出番なのか!!
■いでよ、「魔法の辛いスパイス」!
入れすぎると怖いので、とりあえず10分の1の量だけ入れてみました。
再び一口。
辛い!!10分の1の量でも辛い!!!!!!!
ですが、さっきよりはコクが出ていい感じになりました!これなら悪くないかも。
そして、ようやく鶏肉の出番です。おまたせしました。
肉質は、どちらもさっぱりしていて、脂身は少なめです。スプーンでも切り分けられるくらい。
お味については、しっかり肉の旨味があって美味しい!
鶏自体にしっかり味が付いているので、ルーと一緒に食べるとちょうどいいです。
骨付き鶏の方は、手で持って食べないといけないので少し手が汚れます。ご注意くださいね!
・カレールー+ごはん=薄味で物足りない
・カレールー+ごはん+魔法の辛いスパイス=コクが出るけど辛い
・カレールー+ごはん+魔法の辛いスパイス+鶏=美味!
という感じかな。では、総評へ参ります。
■総評
味 ★★★☆☆
辛さ ★★★☆☆(魔法の辛いスパイスの量次第)
お得感 ★★★★★
希少なブランド地鶏はおいしいけど、ルーにもうひと工夫ほしいカレーでした!
しかし、丸ごとはいった希少地鶏はかなりお得です! ぜひ一度、食べてみてくださいね!