学校給食の定番と言われていた“くじら”!
ですが、最近ではめったに聞かなくなりましたね。もちろん、アラフォーの私の時代も、給食にはくじらは出ていません。
なので、今回食レポを担当する『土佐くじらカレー』を見て、「くじらってどんな味なんだろう?」と食べる前から興味津々でした。
■くじらと聞いてよみがえる「学校給食の思い出」
給食と言えば、私が好きだったのは“ソフト麺”!
お箸で袋の上から4等分に分けてスープ皿に上手に入れて食べたものです。特別美味しかったわけではないと思うのすが、学校でラーメンらしきものが食べられることが新鮮だったのかもしれません。また牛乳に混ぜてコーヒー牛乳のように飲める『ミルメーク』も人気でした。こちらは、職場の20代に聞いても人気だったメニュー。時代を超えて愛されるメニューなんて、いいですね。
給食と言えば、昭和の頃はすべて食べきらないと休憩時間に遊びに行かせてもらえず、ずっと席から離れず給食を眺めて座っていないといけない時代でした。
今の時代にそんなことがあったら、「虐待」として親から訴えられてしまいそうですが。
筆者は頭脳派(?)だったので、「パン半分は残しても良い」という学校のルールを悪用して、パンの半分に嫌いなものを突っ込んで残して帰っていました。
さて、くじらが出ていたらどうだったのでしょうか。
■くじらって、実は優秀な食材!
大阪、兵庫、札幌、埼玉と、親の転勤に合わせて各地を点々としてきた筆者。
今までにくじらを食べたことあったかなという記憶しかないのですが、実は「高タンパク」「低脂肪」「低カロリー」と三拍子そろった体にやさしいヘルシーなお肉なんだそう。これは期待が持てます。
■くじら×春野生姜!土佐のご当地品尽くしのカレー
さて、そんなヘルシーなくじらのお肉が入った「土佐くじらカレー」は、くじらだけでなく、高知県の名産品『春野生姜』も入った、土佐尽くしの一品。
低脂肪でタンパク質が豊富でヘルシーな印象のくじらのお肉を食べてみると、牛肉の食感に近いものの、風味は牛肉のそれとはまったく異なっていて、新鮮な感じがします。
くじらにばかりフォーカスしてしまいましたが、高知県といえば、生姜の生産高が全国ナンバー1の県なんだそうです。高知県産の生姜は、少ない繊維質とピリッとする中にも溢れる甘味があるのが特徴らしく、外国産の生姜にはない風味や味も感じられるとのこと。
カレールーは、りんごのピューレやオニオンソテー、ウスターソースが入っていて、サラリとしています。
生姜のせいか、カレールーからも独特の香りが。臭みは感じられないので、「くじら」と言われなければ気づかないまま完食してしまいそう。カレーのあの重さを感じずに、ぺろっと食べられました。ご馳走さまです!
■総評:とにかく体に良さそう
味 ★★☆☆☆
辛さ ★☆☆☆☆
健康 ★★★★★
調べてみると、他社でもくじらのレトルトカレーを販売しているようでしたが、レビューは臭みがある等のマイナスなコメントもちらほら。
少なくとも筆者はかなり美味しくいただきました。食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。
【参考】
※ 日本捕鯨協会