今回食レポを担当するレトルトカレーはこちら! 『茨城県銘柄鶏 奥久慈しゃも伽哩(カレー)』。(以下、「しゃもカレー」と表記)
しゃも(軍鶏と書きます)は知っていましたが、『奥久慈しゃも』というのは初めて聞きました。しゃもの一品種でしょうか?
気になったのでネットで検索してみたところ、大子町観光協会のサイトがヒット。どうやら町を挙げてプッシュしている地鶏のようです。
■育ちのよさは味に出る!
奥久慈しゃもは、奥久慈大子町の大自然の中、穀物や青菜などを与えられ、充分な運動をしつつ、悠々と育つようです。
大子町観光協会によると、地鶏は全国に百種類以上いるものの、“ブロイラーとのかけ合わせがほとんど”とのこと。
肉質は低脂肪で歯ごたえ抜群。ブロイラーの水っぽい弾力のない肉と違い、締りがあり、深い味わいが特徴です。
ブロイラーをディスっているのが若干気になりますが(笑)、自信の表れが強気なコメントになったのでしょう。
「全国のほとんどの地鶏は純粋なものではなく、ブロイラーとの掛け合わせであること」という豆知識にはびっくりです。今からブロイラーとは違う、本格的な地鶏を味わえる。よだれが止まりません!
■奥久慈しゃも=鶏界のボクサー?
食用鶏の話が中心になってしまいましたが、しゃもって、あの“軍鶏(しゃも)”ですよ。元々は闘鶏ですよね。
大子町さんのお話を要約すると、奥久慈しゃもは「闘鶏」「軽量」「低脂肪」「締まりのある肉質」とのことですが、これもはやボクシング選手のスペックじゃないですか……。
筆者のなかでは完全に「奥久慈しゃも=鶏界のボクサー」というイメージになってしまいました。
■気になるお味は
気になるルーのお味は、全体的に甘めです。原材料にリンゴが含まれていたので、これには納得。喉の奥で感じる後味がほんのり辛いくらいですね。
お肉は確かに歯ごたえ抜群でした! 筋肉質でぷりっぷり、噛むほどに肉の繊維がしっかりと感じられます。
お肉の大きさも◎ですね!
筆者は美味しくいただきました。ビーフだと、霜降り肉よりは赤身のお肉派!という方や、鶏肉のささみなどを好む方は好きな食感だと思います。
逆に、とろける霜降り肉やホロホロと崩れる柔らかいお肉が好きな方、ジューシーな鶏もも肉が好きという方にはおすすめできないかもしれません。
また、時々ものすごく細かい骨や軟骨が入っているのでご注意を。鶏ガラスープがベースということで、どうしても混じってしまうのでしょう。こればかりは仕方ないので、お口のなかを傷つけないよう気をつけてくださいね! カルシウムやコラーゲンが摂取できると思えばオイシイ!? (無理やり)
■総評
味 ★★★★☆
辛さ ★☆☆☆☆
お肉の弾力 ★★★★★
お肉の味わい ★★★★☆
奥久慈しゃもは、まさに“鶏界のボクサー”でした! おそらく脂質は少なめで、たんぱく質が豊富なので、トレーニングをされている方やダイエッターの方にもおすすめできそうです!
ごちそうさまでした!
【参考】
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