千葉っ子時代の小学校教育の偏りが悔やまれる!「千産千消」千葉の牛味噌カレー


パッケージには千葉県のマスコットキャラクター・紅色の「チーバくん」に鴨川シーワールドのシャチ(本物)、そして千葉県の名産品を千葉で消費する“千産千消”を推奨するキャラクター・ピツジのちぃちゃんとばんばん(きっと「ヒツジ」×「ピーナッツ」なのでしょうが、手書き風のフォントが潰れていて「ビツジ」か「ピツジ」かも怪しいがどうみてもボディがピーナツなので「ピツジ」とする)と役者が多すぎて、いったい何味なのか一瞬戸惑うが、どうやら千葉県産の「しあわせ牛」を使用したビーフカレー。

味はJAきみつの「よしえちゃん味噌」を使用した、カレーには珍しい味噌ベース。

 

18歳まで千葉育ちの筆者も知らなかった2大名産品について追究

ちなみに筆者は千葉育ちなので“地産地消”ならぬ“千産千消”とかウマイこと言われると非常に親しみがわきますが、「しあわせ牛」って、いい名前なのに生まれて初めて聞きました。詳しく調べてみましょう。

しあわせ牛とは:
千葉県内で生産した産地直送の高品質の牛肉。
「東日本産直ビーフ研究会 千葉」の会員が生産。
「東日本産直ビーフ研究会 千葉」指定の厳選された飼料のみを使用。
発育ステージに合わせた最適な飼料を与えている。
生産者から加工・流通・販売までのトレーサビリティーが明確に出来て安心。
消費者に安全を確認して頂くために、生産の履歴を売場で公開。
消費者の方に安心して買って頂けるために販売促進用のシールをトレイに貼って販売。

出典:株式会社岩渕畜産ホームページ(http://www.iwabuchi-chikusan.co.jp/shiawase.html)

そして、さらに気になる「よしえちゃん味噌」って?
よしえちゃんって…誰のこと?

よしえちゃん味噌とは《千葉県のJAきみつ管内の「コシヒカリ」、地元産大豆「タマホマレ」を使った女性部天羽支部の農産加工部手作りの味噌》なのだそう。

よしえちゃん味噌の“よしえちゃん”が誰なのか気になりますが、ネットにいっさい情報が落ちていないので、JAきみつ本店に問い合わせる。JAきみつに存在する『女性部』(当時は婦人部)という、農家の女性が集まり商品企画をする部署で味噌製品の企画をした際に、ご担当だった女性職員の方が「よしえさん」で、ゴロもいいので「よしえちゃん味噌」にしたということ。

 

■女性ホルモンを刺激する「まろやか女子カレー」なTaste

お味はまろやかながらたまにピリッと唐辛子を感じる程度で、辛口が苦手な方でも楽しめますね。お肉は大きめに崩れた挽き肉なかんじで、ブロック感はないですが、お肉の所在が不明というかんじではないです。

トマトペーストもしっかりきいていて、大豆イソフラボンとあいまってなんだか女子っぽい仕上がりです。ごはんとあわせるより、パンとかナンとかでもいいかも?
そしてきっとラーメンとあわせても、新しいかんじの「トマト味噌ラーメン」とかになりそうです。ごはんとのマッチングは「うーん…」です。

しあわせ牛もよしえちゃん味噌もまったく存じ上げなかったので、小学校の社会の授業ではネチネチ3か月くらいかけて「印旛沼」の干拓(※)について学んでる間に、いろいろな千葉名産品をダイジェストで学べたほうがよかったなぁ、とか思ったりしました。落花生と菜の花と醤油しか記憶にありません。昭和時代はそれしかなかったのか?

※千葉県北部に位置する印旛沼は、江戸時代から利根川氾濫の洪水被害に苦しめられており、明治、大正、昭和と先人たちが洪水対策の工事に挑み続けてきた。

Miss You, CHIBA! VIVA 千産千消!

 

<総評>

カレーの味 ★★☆☆☆
辛さ    ★★☆☆☆
本格度   ★★☆☆☆

★購入はこちらから! ギフトなどにも★

千葉の牛味噌カレー 200g

千葉の牛味噌カレー 200g

サトウのごはん きらら397 200g×20個

サトウのごはん きらら397 200g×20個

Currytionをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む